「crack」のラバーは数は少ないですが、スポンジ違いのバージョンが数種類あり、バリエーションは豊富です。 この「pole999」も「gold」と「silver」二種類が存在しています。 この「silver」の方は硬めのスポンジを採用しているラバーです。
なかなか「シルバー」な感じが出ていますね(笑) かなり特徴的なパッケージです。 なぜ「シルバー」の方が硬いんでしょうね? 一般的に硬い方が「トップ向け」とされているので、この場合だと「ゴールド」の方が硬めじゃないのだろうか、と個人的には思ってしまいます。 「内能型」とあるとおり中国テンションですが、「SP」と比較すると弾みは非常におとなしめ、打球感も程よく、「crack」製の中では一番扱いやすいシリーズです
このラバーも強粘着です。 赤だと黒以上に粘着が目立つ感じがします。 硬度は数字ではなく「中硬」で表記されていますね。 ですがそれほどの硬さはなく、やや硬いかな?という感じです。 テンションの割に弾みが抑えてあるので扱いやすく、クセのないラバーです。 「SP」の廉価バージョン、のような感じがしますね。 回転・スピード共におとなしく感じます。 SPと価格は対して変わらないのですが、スペック的には少し押さえ目になっている印象のあるラバーですね
「SP」もそうですが、中国ラバーにしては重量が軽く(カット後約40g)これは重量に悩む粘着ユーザーには大きいと思います。 やや硬めなのでハードヒットとドライブ両方がそつなくこなせるラバーですね。 弾みすぎないためコントロールはかなりしやすいです。 球の離れがやや早めです。 強烈な回転やスピードボールは出ないですが、安定性ならこのラバーだと思います。 攻撃だけでなく、ショートや台上、レシーブ等が非常にやりやすかったですね。 個人的に攻撃ではやや物足りない印象ですが、粘着になれていない方にはオススメできるラバーです
「SP」と比較するとちょっとアレですが、強いて言うなら「ノーマルSP」の硬めのやつを使いやすくした感じに近いかなあ 球離れが良く、回転もかけやすいですね。 クセがないので使いやすいです。 弾性や回転性能は同社の中では一番おとなしいですね。 ヘビーな粘着ユーザーには物足りない印象です。 非テンション粘着からのステップアップ、更に本格的な粘着の中間点としては悪くないラバーです