国内の「コクタク」では低価格で使いやすいラバーを展開しているようですが、中国の「KOKUTAKU」では少量ながらテンション系も登場しています。 今回のラバーはスポンジの硬い「ハードヒッター向け」の攻撃用ラバーです。国内同様に価格が安価で質の高いものが多いですね。 さすがはJAPANブランドです。
明るい青がきれいですねー パッケージは日本によくある「紙」ではなく、外装に直接印刷してある「ソフトパッケージ」みたいなものですね。 「内能」の文字が左下にあるので、テンション系ですね。 右上のところに「欧系」とあるので、ヨーロッパラバーをイメージして作られているのかもしれません。 後ろのパッケージを見ると「TUPLE」の文字があるので、「TUTTLE」との共同開発のようです。 右下に「硬」とあるので、「ハードスポンジ」となります。
このラバーは「老双喜」で使用しています。 高反発の七枚合板に高反発のハードスポンジのラバー、ということでかなりの反発を期待して打ってみましたが、跳ねる割には扱いやすい、という印象でした。 ハードスポンジの割には打球感がやわらかく、手に響くことがないので、個人的には好きな打球感でした。飛びだしは裏ソフトにしてはまぁまぁあるほうですが、コントロールがしにくいということもなく、ちょっと意外な感じがしましたね。
しっとりとして粘着はないですね。 感じとしては「ドイツテンション」ぽい質感ですねぇ・・ このラバーでは「金属音」はならないし、テンション系の強烈な反発力は無いですが、非テンションよりやや飛ぶくらいの感じなので、非テンションからのシフトでも問題ないですね。 回転性能は「う~ん・・・」でしたね(-“-;A どうも「スピード」重視の設計のようで、回転は裏ソフトにしてはあまりかからなかったですね。 スマッシュ系はいい弾道で飛んでいきます なので、スマッシュを多用するタイプの方にはおすすめです。 ガツンとひっかけようとするとちょっと滑る感じがありましたからねぇ・・・
前陣でばしばし打っていくタイプ向けのラバーだと感じましたね。 叩くことに関してはスピード+コントロールがやりやすく、速攻をするならいいんじゃないかな~ という感想です。 回転を中心に組み立てるとなるとこのラバーはちょっと難しいなぁ、という感じでしたね。 ラケットやラバーの組み合わせ次第ではいいアイテムにはなりそうです。