airの代表作となった「illumina」も微粘着になり回転量がアップする等の進化をしていますが、「rfe」という新タイプになり、ここ最近のタイプのスピード性能を更に引き上げたラバーに仕上がっています スピード性能の引き上げに伴い反発力は向上していますが、その代償として「33°」という硬度の割に打球感が硬めとなっています
パッケージはこれまで登場しているタイプの物を使用しています ラバーの硬度・カラーの所に「rfe」の文字が入っているのがニュータイプの証です シートは微粘着となり、少しだけ引っ掛かりが良くなっているのはこの世代のillumina」の特徴ですね
前の世代まではロゴが非常に大きく、ラバーの貼付の際に苦労させられましたが、この世代よりロゴが一回り小さくなり貼り易くなりました 「rfe」となって一番驚いたのは、取り出した際の「反り」ですね ここまで反った状態の「illumina」は初めてです 「33°」と言うとかなりソフトな硬度に入りますが、このラバーの場合は数値の割には硬めで反発力が強いです その為ソフトなスポンジに多い「サウンド系」といわれるラバーとは一線を画しています なので食い込みはやや薄く、球離れが早いラバーと言う印象でしたね
歴代のホワイトスポンジと比べると使いやすさと回転性能に優れており、総じてバランスが良くなった印象は受けますね 中国ラバーとしてみるとかなりスピードの出るラバーです ブラックスポンジやイエロースポンジに比べると硬質なので、パワープレイヤー向けのスポンジですね 33℃であれば、硬さはあるものの食い込みは少しあるので、素材系などともあわせやすい硬度です 薄い粘着が回転をかけやすくしているので、旧世代最大のネックであった「回転性能」に関してはかなり改善されているタイプですから、更にスピード性能の向上を図った結果が「rfe」タイプとなっています
打球感が歴代のホワイトスポンジは硬めの高弾性の様なタイプだったので、ほぼフォア用 と言えるようなラバーでしたが、「rfe」タイプは33度では「少し硬め」なのでフォア用では食い込ませやすく使いやすい印象でした ただし球離れが早めなので、ある程度のスイングスピードが無いと回転をかける前に飛んで行ってしまう印象です バックの場合はもう少しソフトな方がより使い勝手の良いラバーになりますね ここはラケットでの調整になります また、スポンジの改良により反発力が向上しているので、小技がやりづらくなっていますね 強い力を加えると食い込んで飛び出していくので、レシーブにやや難が出ています 回転をかける事が出来る同タイプでは、ツッツキ等の「切る」技術の際に特に顕著でしたね
ホワイトスポンジの特性を残しつつ、使いやすさとスピード性能を向上させているラバーでした その為、球離れの良さはそのままなんですが、少しだけ食い込む事でコントロール力を向上させています ですが、スピード性能を上げた結果「守備面」でのプレーで距離が出すぎてしまいますねえ 攻撃的なボールになりますが、球離れやスピードをコントロールするだけの技術力が必要にはなりますね 使いやすくなったとはいえ、「歴代illumina中では」ですね とはいえ、シリーズ中最速クラスのスピードが出るようになっているので、スピードを活かしたプレーに威力を発揮するラバーですね 更なる進化が楽しみです