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偶数合板カーボンラケット
特殊ブレード形状バージョン
「DONIC  OVTCHAROV ORIGINAL SENSO CARBON JO SHAPE」

強烈な両ハンドドライブと特徴的なバックハンドサービスが代名詞なっているドイツのプレーヤー「オフチャロフ」選手の名を冠した「OVTCHAROV ORIGINAL SENSO CARBON」ですが、ワルドナー氏が愛用した特徴的なブレード形状「JO SHPAE」でも登場しています ラケットのベースが「WALDNER SENSO CARBON」で、合板構成を見直し、打球感を変えずに弾み等を向上させたラケットとなっています

  

卵形の特徴的な形状がJO SHPAEですね 縦長で細身のものとなってます ブレーサイズはJO SHAPEはカタログ表記で「149×159mm」 FLグリップのサイズは「102×25mm」となってます 合板構成は非常に珍しい「木材6枚 カーボン2枚」です 上板のすぐ下にカーボンが配されている「アウタータイプ」のカーボンラケットです

  

  

センゾーグリップのFLは少し太めで握りこみやすいタイプですが、角ばったタイプのグリップと比較をすると引っ掛かりが失われます 深く握りやすいグリップです 板厚は6.0mm程度と一般的な特殊素材系ラケットに1枚木材を追加したラケットとしては板厚は変わらず ですね

WALDNER SENSO CARBONと比較していくと、明らかに打球感が異なる程の違いは無いですね 球離れや硬さが若干アップしていますが、カーボンラケットとしては硬さや響きが抑えられているラケットで、重量はあるもののカーボンで強烈な弾みを優先したラケットではないです 木材系ラケットのフィーリングで僅かに弾性を上げたタイプのWALDNER SENSO CARBONより更に弾みと特殊素材らしさが出ていますが、打球感に関しては一般的なカーボンラケット程の硬さや響きは強くないですね

打球感が特殊素材を前面に出したアウタータイプと比較して極端な硬さが無いので、同タイプのラケットと比較すると、ある程度硬さのあるラバーと組み合わせやすくはなってます 打球時にカーボンの硬さは抑えられている方で、若干硬めのラバーとも合わせ易い印象です テンション系の裏ソフトと合わせる場合はシートやスポンジが非常に硬いハードヒッタータイプでは硬さがあるものの、シートが硬すぎない物やスポンジの食い込みが良い物とはバランスが取りやすいですね 飛距離や弾きの関係で直線気味な弾道ですが、特殊素材で強引に弾き出す様な飛び方ではないので、弧線が作り辛い というのはないです

表ソフトと合わせた際には硬質で球離れの早さを優先すると若干フィーリングが優先される印象でしたが、日本製の少し硬さのあるタイプと組み合わせると打球感のバランスは取りやすくなりますね 弾性やスピード等が非常に優れたドイツ系の表ソフトでは食い込みが強いので、好みの分かれる印象です とはいえ、WALDNER SENSO CARBONと比較すると、組み合わせやすくなってます 軟らかめのラバーでも十分直線的になるのは表ソフトの特性を優先すると良い点ですね

JO SHAPEバージョンの特徴としてはその形状から先端を使ったプレーが活かしやすく、ラケット先端を細かくコントロールする事で台上やボールの軌道を変えやすくなっている点が特徴です ネックとしては特徴的な形状の関係で打球する位置が一般的なラケットと大きく異なる事ですね 打つ位置がかなり変わるのでここは好みがはっきりと出るラケットですね

ラケット自体のスペックは打球感が硬くなりすぎずに飛距離や弾みが上がっています 特に下がった際にスピードを落さずに飛距離が出せるので、もう少し弾みや飛距離をプラスしたいラケットとしては適していますね 僅かに打球感が硬質になった事で前に出る力がアップしています 回転をかける際のフィーリングをより重視する場合にはWALDNER SENSO CARBONの方が適しています スウェーデン製ラケットしては比較的安価です ネックなのは特徴的な形状による打球する位置や入手性ですね JO SHAPE版は限定扱いで登場する事が多いので、トラブル時にスペアを用意し辛いのは悩ましい所です カーボンラケットとしてはバランスが良く、コストパフォーマンスもなかなか良い点は魅力なラケットです

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