ブレードサイズは「166×155mm」です バタフライ表記だと「セミラージ」に相当しますね アリレート搭載のラケットは打球感が柔らかく球持ちの良いので、コントロールがしやすいラケットのようですね それまで登場していた特殊素材系のカットラケットはお世辞にも「成功」というものが少なかった(アル―ア等)ですが、この「レトリーバ」は攻守のやりやすさと高い安定感でベストセラーとなったラケットです
グリップの長さは約100mm程度です 少し太めで、がっしりとした印象のあるグリップですね~ 板厚は約6mmです コレは最近の主流の厚さですね 合板構成は3枚+2枚です 最近では弾むカット用ラケットというのはあまり珍しくなくなってますが、当時のカット用にしては弾む方といえるラケットですね ですがアリレートの特性である「高振動減衰性」がフルに活きており、ボール吸収とコントロール性が極めて高くなっています そのためカット時や攻撃時にも安定感が増し、使い勝手の良い物になっているとのことです
ブレードがカット用で大きいので重量も90g台半ばとやや重めですね まあカット用なので多少重い方がちょうどよいのかもしれませんが・・・ 打った感じはかなりボールをつかむので、最近のテンション系と組み合わせてもかなり安定感があり使いやすいと思います あまり手に響く感じもないので個人的には好きな打球感ですね 球の離れはそれほどよくないので、ボールタッチにこだわる方向けのラケットですかね 弾みが適度にあるので前陣で攻守のバランスを取るプレースタイルにも合わせやすいラケットです
グルー時代のラケットですが、現在でも十分使用できるいいラケットですね 再販しても結構売れそうな気がします なぜ廃盤にしたんでしょうかね このアリレート登場以降に様々な特殊素材が登場してラケットの選択肢が多くなりました カット用は選択肢が常に少ないので、このような優れたラケットが登場するとなかなか手放せないようですね