高反発特殊素材インナー 響き少なく打ちやすい「AIR KnightBee」

2020年後半頃から突如高性能なラケットを多数展開する様になってきている中国メーカー「AIR」からラインナップされたインナーラケット「 KnightBee」です インナーながら非常に良い弾みと回転のかけやすさを併せ持つラケットで、バランスの良いインナーラケットの仕上がりとなっています

用具提供「卓球中国ラバー専門店MASAKI」様より

  

ブレードサイズは簡易計測で大体「157×150㎜」程度です 多くのラケットが採用しているブレードサイズです ブレードの形状も特に細長い・丸い という事も無いので、違和感のない形状ですね 合板構成は「木材5+2層ZLC2枚(インナー)」という構成となっています グリップは細身のFLで握りやすいですね

  

  

ブレードにはここ最近では珍しく、プリントされてないですね グリップサイズは簡易計測で「102㎜」前後 幅が約「28~30㎜」といった所です このグリップも日本製ラケットに見られる様なやや細身のグリップで握りやすさが特徴ですね しっかりと握りこめるものとなってます ブレードサイズは約5.7~6.0㎜程度ですかね 重量は比較的軽めとなっています グリップエンドからやや特殊素材が毛羽立つようになっている点が日本製の様な仕上げとは大きく違う点ですね

弾性はインナーながらも同社の特殊素材「2層ZLC」の効果で非常に良く、十分な弾性を有するラケットとなっています ややカーボン色がありながらも響きは少なく、回転のかけやすさがありますね 球離れも少し早さがありますが、回転をかけ辛くする様な極端な弾みや球離れはそれ程ない印象です インナーですが掴みや回転のかけやすさに特化しているのではなく、素材らしさが少し前に出ているインナーラケットですね テンションラバーを使用すると硬質なスポンジのトップ仕様では少し硬さが出てきますが、アウター程の硬さや弾きは無いので、回転のかけやすさとスピード、飛距離を確保できるバランスの良さがあります 一般的なアウターと比較するとやや素材感が出るので、硬度のバランスやシートがそれほど硬くない物とのバランスが良いですね

所謂「粘着ラバー」との組み合わせに関してはアウター程の硬さはないものの、硬さはやはり前面に出る印象ですかね インナーと比較すると飛ばし易さはありますが、硬度のある中国ラバーと合わせると硬い組み合わせです 已打底や硬度を抑えたラバーと合わせた方が中国ラバーは無難ですね 已打底ラバーは時間経過とともにスポンジが軟らかくなりながら弾みが増すので、ラケットの特徴を活かしながら中国ラバーの高い回転性能を活かせる組み合わせとなります

先述している通りインナーでありながら弾みや球離れがあるので、表ソフトの直線的な弾道を活かしやすいラケットです ドイツ表の37.5°~40°前後ではやや食い込んだ後に飛ぶ という特徴ですがインナーで使用すると「掴み」が出てくる関係で弾き辛さが出てくることが多いですが、KnightBeeに関しては掴みすぎる事なく弾けますね アウター程の硬さや弾み方をしないので、ドライブと強打の操作性が良い組み合わせとなります 硬質な表ソフトとの組み合わせでは打球感や食い込みすぎない事でより強打がしやすくなるので、強打を主体とする場合には適した組み合わせですね 変化系表に関しては弾みや距離が出てしまうので、変化をつけながら攻守のバランスを取る場合はスポンジ厚を変更するといった対策が必要になってきます 粒高の様なタイプのラバーも同様ですね 薄いスポンジでは特にラケットの素材の感覚が出ているので、インナーの使いやすさと攻撃のバランスを重視する場合はKnightBeeでは飛び過ぎる印象ですね 粒のブロックや台上での細かな処理等が難しくなります

インナーラケットではあるんですが、優秀な弾みなラケットに仕上がっています 2層ZLCの弾性アップが大きな特徴ですね また、打球感に響きが少ない事や回転をかける際にカーボン系の様な飛び出しの影響が少ない点が良いです インナータイプながら素材の特徴が強めに出ているので、インナーよりももう少し飛距離や弾みを出すラケットとしては良いラケットですね 弾みの均一性も良いです 総合力の高いインナーラケットとして仕上がっています

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