変化系表ソフト「アタックエイト」で知られる老舗国産メーカー「アームストロング」ですが、裏ソフトは長らく高弾性ラバーがラインナップの中心となっており、この「光SR7」もそういったラバーのひとつです ベースとなっている「光」は光SR7と比較すると、安定性とコストパフォーマンスを重視したタイプのラバーですが、光SR7ではスポンジを硬くするなど、攻撃性を高めたタイプとなっています
パッケージは「光」が青系のパッケージに対して、光SR7系は赤系のパッケージとなっています 光SR7には3種類のスポンジが用意されており、光SR7ではスポンジ硬度はアームストロング社換算で「55°」のハードスポンジタイプ 「42°」のスポンジを採用した、ソフトバージョンである「光SR7 42°」 そしてラージボール用ラバーに採用される事で知られている軟性スポンジ採用バージョン「光SR7 PZC-SP」となっています
ドイツ系や日本製のテンション系の様なツヤのある質感ではなく、暗めでツヤはそれ程無いですね 高弾性のラバーに良く見られる質感をしています スポンジは55°という事もあって硬く、弾きがあるタイプです シートの引っ掛かりは無く、硬さもあるので、擦って回転をかけるには厳しいシートですね 実際に回転性能は非常に厳しい物となっています 球離れは早めで直線気味の弾道ですね
クラシカルな高弾性ラバーのハード版といった印象ですが、シートの性能は流石に厳しいですね プラスチックボール時の回転性能はかなり厳しいスペックとなっています ハードヒット系に強いタイプのラバーですね スポンジの硬さと弾きがあるので、強打系に威力を発揮するラバーです とはいえスピードタイプのテンション系ではないので、スピード性能は相応・・・といった所ですね スピード・回転共に厳しいスペックとなっていますが、利点としては回転に対する影響力が非常に少なく、台上処理で威力を発揮します それ以外の部分では・・・厳しいですね
高弾性ラバーのハードタイプらしい弾きの良さと硬さを有していますが、このスペックでは厳しいですね コスト面でも同社の「光」「征服」の方が安価ですし、他社では「スレイバー」「マークV」等、より安価でスペック的にも光SR7と比較して使い勝手の良いラバーがありますから、選択肢はどうしてもそちらが優先されますね 回転に対する影響が少ないのが唯一ともいえる利点ですが、ベースのスペックがプラスチックボールでは・・・ という所ですね ハードタイプではなく、光SR7 42°か、光SR7 PZC-SPであればまだ食い込みがあるので、回転をかけ易さは多少あるかもしれない というラバーです 回転性能は・・・ですが プラスチックボールでは打球感はかなり硬さが出ているので、使う場合は割り切った使い方が必要ですね