TIBHAR初の中国ラバーである「GRIP-S」です 国内では「メンバー限定品」として販売されています その正体は「OEM提供」された、「海夫」社のラバー「藍鯨」で、ヨーロッパ選手に好まれるようにカスタムされたラバーですね 「藍鯨」と比較すると球持ちがよくなっています
見た目はまんま「藍鯨」です・・・・ まあこちらの方が「粘着のムラが均一」かなあ、という程度ですかね しっかりスポンジも「ブラック」です 打球感はこちらの方がかなり柔らかく球を持つ印象がありました 「藍鯨」の36度とかその辺の硬度に近いかもしれません 打ってみると最初は「思ったより飛ばない」印象でしたねえ 貼付後約1週間ほどで一番弾みがでてきた印象でした
スピードや回転性能はさすが「藍鯨」の系列、というところでしょうか 本来の性能が出ればなかなかのスペックを持っています しっかりと弾けばスピードも出ますし、引っかかりもよく球持ちいいので、コントロールしやすく重いボールを打つことも可能ですね 中国ラバーの中ではかなりバランスのよいラバーではありますね
ただ高額なので、わざわざ「コレを使う」必要があるかどうか、ですねえ コストパフォーマンスの面で見ると「藍鯨」の柔らかい硬度のものを使用したほうがはるかにお得です こちらのほうが品質でもよければ話は別ですが、品質面にも不安がありますからねえ ヨーロッパメーカー向けに仕様が変更されている感じなので、フィーリングは若干向上していますが、価格の面でメイン使用を検討するには厳しいラバーです いいラバーではあるんですけどねえ サムソノフ選手が「2009W杯」で優勝時に使用していたラバーなので、総じてスペックは高いです もう少し価格が抑えられていれば、使用者も増えてくるんじゃないかなあ 「藍鯨」とほぼ同じですが・・・・・・・ こだわらなければ「藍鯨」のほうが価格も安く継続使用はしやすいです