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超々極薄スポンジで登場 シートも大幅改良「AIR SCIROCCO」0.3㎜

AIRが展開している裏ソフトの中ではスペック的には微妙な立ち位置にあった「SCIROCCO」ですが、2020年版ではシートの大幅改良により、突如実践的な裏ソフトとなっています この改良されたシートに「0.3㎜」という、ごく一部の粒高ラバーに使用される様な極めて薄いスポンジを採用し、非常に個性的なラバーとなっています

 

 

 

  

 

例年では青系のパッケージに炎の様なデザインが施されたパッケージで統一されていたSCIROCCOですが、2020年版では黒系のシックなデザインとなっています ラバーが少し大きめなのでカット用ラケットの様なブレードの大きなものにも合わせられるラバーです

 

    

相変わらずロゴが横に大きいので貼る際には注意が必要です 質感はかなり粘着の強いトップシートとなっており、高弾性的なテイストが強い傾向にあった同ラバーが一気に粘着ラバーらしくなってます スポンジが極めて薄いので弾性面は表現しづらいですが、この手としては飛ばしやすいですかね 振ると意外にもスピードが出る印象です 食い込みの様なものは無いのでラケットの打球感がダイレクトに手に伝わるラバーです

 

シートの質が格段に良くなった事で粘着ラバーの特徴でもある「摩擦力」これが大きな特徴となってます これまでのSCIROCCOとは全く別物となっており、回転性能は際立って良くなった印象ですね ドライブは前に飛ばし辛いものの、ツッツキやサーブ・カットといった回転を活かせる様になってます レシーブで飛びすぎるという事もまずないので、力を加えて強い回転を生み出せるラバーですね 粘着ラバーのクセと極薄ラバーでハードヒットした時の独特のクセ球が特徴的で、テンションスポンジによるスピードボールとは違った個性的なボールが打てるラバーとなってます 流石に薄すぎるので下がる事は厳しいですが、ドライブを強打・カウンター・ブロック等に威力を発揮しますね 強い打球に対しては意外にも飛ばしやすい印象でしたね

シートの大幅改善により、回転性能が大きく向上した事がこのラバーの特徴となってます 更に超々極薄スポンジを採用した事で他にはない個性的な球質が生み出せるラバーとなっていますね 面白いラバーとなっています ネックなのはロゴの問題がまず最初に来ます これはAIRのラバー全体に言える事なんですが、ロゴが極めて大きいので、グリップを空けて貼らないとまずロゴの一部をカットする事になりますね 次にこれもAIR特有の問題ですが、仕様が頻繁に変わる点が挙げられます 2020年版はシートが良い方に大きく変わったので、継続的にこのスペックでラインナップされるかどうか といった所ですね

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