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硬さと引っ掛かりのバランスが良い「DONIC bluestorm Z1」

薄く引っ掛かりのあるトップシートに極厚のスポンジを採用し弾性を強化したシリーズである「bluestorm」 スポンジ硬度別に4種類用意されており、「bluestormZ1」は他社のトップ仕様としては一般的な「47.5°」のスポンジを採用したものとなっています 非常に優れた弾性が最大の特徴となっています

  

背景を黒に青系のカラーリングで放電させた様なデザインが特徴的なパッケージとなってます メーカー表記ではスピード・スピン共に「10+++」という数値ですが、スピンの方はやや文字が太めに記載されており、若干ですがスピンの方が優れている という数値になっています シートを薄くした事で「MAX+」というスポンジ厚がラインナップされています

    

ラバー質感はややしっとりとしたタイプです マットなタイプでは無いですね 薄めのシートは少し硬さはあるものの、強い打球で引っ掛ける事が可能な硬さです 軽く擦って回転をかけるラバーでは無いですね ラバーの性能を発揮させるにはある程度パワーが必要になってきます 弾道は直線が強い傾向ですが、弧線弾道が極端に作りづらい事は無いですね ただラバーの弾性や飛び出しが非常に早い為、回転をかける前に飛び出すのをコントロールできるか という点が重要になってきます 同社のラバーで同じ硬度を採用している「bluefireM1」と比較するとbluestormZ1の方がシートが硬すぎることが無い分、ハードヒット時にシートに引っ掛けやすくなっています 弾道はbluefireM1の方がより直線が強い印象ですね 打球感は特に硬さが目立つのはbluefireM1といった印象 bluestormZ1のシートの影響で打球感は少しマイルドになっています とはいえソフトではないので、回転をかけるには力の要るラバーですね

弾性に関しては際立ったスペックを有しており、下がった位置から強烈なドライブを打ち込む事が可能になってます 前陣で使用するにはこの弾性をコントロールする事になりますが相当な弾性と飛距離を抑え込むことが非常に難しいですね 回転性能に関してはbluefireM1と比較して回転性能は向上 bluefireJP01と比較すると回転のかけやすさやグリップ感はやや譲る といった印象です 弾道はbluefirejp01の方が弧線がかなり強くなり、安定性を優先する場合にはこちらの方が良いです また打球時にグリップ力が優れているので「掴み」の面でもメリットは大きいですね bluestormZ1は両方の良い所をまとめながら、飛距離やスピード性能を強化したラバーといった印象です

bluefireM1をベースにしているような印象で、特長であるスピード性能や弾道を更にスペックアップしたラバーです 弧線弾道が作りやすくなっている点やbluefireM系ではかなり硬かったシートと比較すると硬さはありながら引っ掛けやすく改良されている点が良いですね これによりかなり回転がかけやすくなっています 安定性やグリップ力を活かした回転のかけやすさであれば、bluefireJP系の方が適していますが、スピード性能と飛距離を重視する場合はbluestorm系の方が適した印象です 非常に優れた弾性や飛び出しの早さがある為、コントロールが難しく、台上やサーブ、打点を重視したドライブ等の際に飛距離が出過ぎる為、細かな修正が必要です 更にこのラバーは後発でありながら既に登場している、bluefireM bluefirejpシリーズと比較するとコストを抑えてある点が良いですね 他社のトップ仕様と比較すると価格が抑えられている為、手に取りやすくなっています 使いやすいラバーでは無いですが、スピード性能と飛距離の際立つラバーとなってますね

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