シリーズ初粘着 ハードスポンジ「ヤサカ ラクザZ エクストラハード」

ラクザシリーズ初となる粘着性のトップシートを採用した「ラクザ」には2種類のスポンジがラインナップされており、この「ラクザZ エクストラハード」は同社のスポンジ硬度で「52~57°」という、硬度上では非常にハードなものが採用されています

 

  

パッケージデザインは基本的にシリーズ共通ですね カラーリングやロゴのフォントが他のシリーズと比べても同じなので、ラクザシリーズというのがすぐに分かるデザインです スポンジ硬度は先に書いた通り、ヤサカ社の表記で52~57°です ドイツ製のテンションラバーとしてもかなり硬い部類に入るスポンジ硬度ですが、意外にも硬すぎない点がこのラバーの特徴ですね

 

    

スポンジは外から見ると通常のラクザZは白色のスポンジでこれまでのシリーズと同じように見えますが、エクストラハードはオレンジ系のスポンジでエクストラハードのスタンプが押印されています(スポンジについて記載ミスがありましたので修正しました) 打球時にハードスポンジ特有の食い込む前に弾き出す感覚が控えめで、瞬間的な掴みがある点が特徴です シート・スポンジ共に硬いものが多い傾向にあるドイツ系のトップ仕様ラバーですが、このラバーに関しては硬さはあるものの「掴み」がしっかりと体感できる点が大きいですね スペックは粘着性のシートを採用している通り回転性能に特化しています メーカー表記ではスピードが「11-」スピンは「14+」となってます 粘着が結構強く、摩擦力の高いものとなっている印象です

 

ハードヒッター向けのラバーとしては硬すぎる事が無く、強い打球時に僅かに掴んでから飛び出していく点がハードタイプのラバーとしては非常に珍しいですね スポンジに食い込ませる前に弾き出してしまい、回転をかける事が難しいヨーロッパメーカーのトップ仕様と比較すると、非常に回転がかけやすくなっています 弾性は優秀ですが、やや飛距離が控えめな印象 ですがこれはラケットで十分カバーできる範疇ですね 回転性能を重視しながらも弾性を引き上げているラバーとしてはかなりバランスの良い仕上がりになっています 粘着が強いので擦ってもかなりの回転性能がありますが、強く打球する事で食い込ませて打球する方がラバー本来の特徴が出てきます 弾道はラクザシリーズの特徴でもある、直線寄りの弧線弾道といった印象 ラクザXの様な弧線を重視した弾道ではないですが、弧線が作りやすくなっているラバーではありますね なのでループ・スピードどちらもドライブが打ちやすくなっています

 

 

シートの粘着による摩擦力の影響は非常に良いですが、シートが硬く弾く様なタイプではないので、台上やサーブで細かなコントロールがつけやすい点が良いですね 回転をかける際に弾き出してしまい、ボールが出すぎてしまう 回転がかけ辛い というのはかなり抑えられています これによりトップ仕様のラバーとしては細かな部分のやりやすさが優れているラバーと言えます 更にハードスポンジでありますが、中国ラバーの様にガチガチで密度のあるスポンジではないので、硬さと重量 という点ではメリットの大きいラバーですね この手のラバーとしてはかなり重量が控えめな印象です また耐久性が大幅に向上しており、弾性の劣化は緩やかです

 

既存のラクザシリーズと比較するとシートの摩擦力が相当あるので回転性能に特化したラバーです ラクザ7は食い込ませてドライブを打つ事に特化していますし、ラクザZは弧線が高く、シート・スポンジ共に硬さのある、主流のドイツラバー的な打球感をしていましたが、ラクザZに関しては「擦る」という事が出来る点が非常に大きな意味があります  しっかりと回転をかけるにはパワーが必要ではありますが、ハードヒッター向けのラバーの中では比較的食い込ませやすいのは良いですね コストパフォーマンスは非常に良いラバーとなってます 中国系の粘着テンションと比較して硬さや飛ばしやすさは圧倒的に優れているラバーですね 回転性能は非常に優秀でラクザシリーズ特有のクセのある弾道を有している上にボールが沈んだりするといった「クセ」が備わっている点が大きいです 前陣~中陣をカバーできるラバーですが、ドライブを打ち合うスタイルにより適したラバーといった印象ですね ラクザの良さをさらに活かす粘着ラバーといった仕上がりになってますね

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