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21スポンジ搭載バージョン 「TSP 730‐21」 厚

かつて「世界選手権」代表も使用した実績のある粘着ラバー「730」 スピードタイプ等も発売されていました そのロングセラーである「730」に「21スポンジ」を搭載した新バージョン「730‐21」です 粘着ラバーに多い「硬いスポンジ」ではなく、ソフトな打球感の粘着ラバーとなっています

 

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「730」は赤をベースとしたパッケージでしたが、この「21」バージョンは青をベースとしたパッケージに変更しています 中国の粘着ラバーほどベタベタの強粘着ではなく、ゆるく粘着のある「微粘着」ですね 最近のテンション系や粘着テンション等と比較すると、かなりおとなしい外観です

 

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シートはノーマルと共通です スポンジが白色ですね 粘着系や中国ラバーにはしばしば見受けられる、裏ソフトながら「横目」の配列です 打った感じは粘着にしてはソフトで、あまり飛ぶ感じはしないですねえ・・・ 最近の粘着テンションと比較すると圧倒的に弾性は低いです 国内ラバーと粘着を足して割ったようなラバーですね

粘着にしては使いやすいですが、回転・スピードともに物足りなさは隠せない印象です 悪く言えば「中途半端」な感じになってますね グルー使用でないとコレは現代ではかなり厳しいです 粘着ほど回転がかからず、高弾性としても物足りない・・・・粘着の割に使いやすい、では中国ラバーと競合するには圧倒的に不利ですねえ 最近の中国ラバーは品質・性能共に向上していますので、「あえてこれを選ぶ」という何かがないですね このクラスで安価なラバーは中国ラバーでは珍しくないので、日本メーカーであるという「信頼性」のみが唯一勝っている部分でしょうか

グルーだと「粘着+日本スポンジ」でかなり使いやすくなるラバーですが、現代だとラケットとの相性をかなり考えないと難しいですね 粘着ながらソフトなので、バックで使うといいかもしれません あまりスピードが出ないのでループ主体になる感じですかねえ、バックでしっかりと回転をかけてフォアで仕留める、というパターンになりそうですね かなり弾性が弱いので、下がるとちょっときついですね やはりラバー自体が「前時代」的な感じなので、今後厳しい感じですね  今後の新ラバーに期待です

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