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ハードスポンジバージョン 球離れが更にアップ
「TSP アグリットスピード」

TSP社のテンション技術「ダイナミックテンション」を搭載した「AGRIT」(アグリット)の硬度を上げ、打球感を硬めにしている「AGRIT SPEED」(アグリット)スピードです 更にスピード性能が向上したラバーとなっています

アグリットスピード (1)  アグリットスピード (3)

パッケージデザインはノーマル版と同じですが、カラーリングに若干の違いがあります 名前の下に「SPEED」の文字が加わっているのみです 硬度が通常版の「35度±3」から5度上がり、「40度±3」となっています 印象としては、ノーマル版は「軟らかくて弾む」でしたが、SPEEDでは「食い込む前に弾く」という印象です 同価格帯のテンションラバーとしてはかなりの弾性を有していますね

アグリットスピード (2)  アグリットスピード

質感は最新のテンションにある「しっとり」とした印象ではないですが、質の良い綺麗なシートをしています シートは共通なので、回転性能はノーマル版とほぼ同等の性能ですね ただし、スポンジによる影響でこちらの方が球離れの良さが更にあり、加えてスポンジがハードで食い込ませにくい分、回転をかける事が難しいラバーに仕上がっています

打球感はノーマルと比べてハードになっていますが、日本製ラバーなので、ドイツ系のシート・スポンジ共に硬い回転系テンションと比較すると食い込ませる事が困難な硬さではないです  ただ、回転をかけるには球離れが早すぎるので、ここが「AGRIT SPEEDらしさ」といえる印象です ノーマル版も同様に球離れが早いラバーですが、こちらは打球時に食い込むので弾みが良い割に使いやすいラバーでした 対してSPEEDでは軽い打球による食い込みが無いので、しっかりとインパクトをして食い込ませる必要があります 弾道はメーカーが謳っている通り非常に直線的です 前述した通り軽い打球でもスピードあるボールが打てるのがこのラバーですね

ラバーのコンセプトがはっきりしているので、スピードを追求するにはお勧めなラバーです 非常に弾みが良いので、台上や小技全般に難しさがありますが、このラバーの性能を考えると当然ですね 回転性能はノーマル同様にこの手にしてはまずまずの性能です スピードで圧倒するタイプのラバーなので、回転性能は多少犠牲になったとしても仕方が無い面もありますねえ  ノーマルはどちらかというとバック向けなラバーでしたが、こちらはフォア用で使用できる硬度に仕上がってます

後はラバーが軽量なので、ここは大きな点ですかね ハイクラスのテンション系は重量があるものが多いので、軽量化による重量の調整が出来るのは大きいです そして継続的な使用を考えた際の「コストパフォーマンス」 これがずば抜けていますね この価格帯でテンション系をラインナップしている事の方に驚きを感じます 万能ではないですが、スピード性能は非常に優れているラバーですね

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