球質は粒高 スピード・球離れは表
「ニッタク ドナックル」 中

強烈なネーミングが目を引く変化系表ソフトラバー「ドナックル」です トップ選手使用した事でで更に注目を浴びましたが、トップ選手が使用するのも頷ける変化性能やスピードが特徴となっています

   

パッケージは紫系のカラーリングをベースにキラキラしたデザインが特徴ですが、ドナックル(DO Knuckle)の頭文字である「D」の文字が中央に大きくデザインされているので、すぐに分かるパッケージです 冒頭に書いた「強烈なネーミング」だけではなく、パッケージも強烈な物となってます

    

粒の配列は縦目で円柱です 「変化系表ソフト」という位置づけですが、粒の形状や細さ・表ソフト扱いとされている粒としては軟らかく倒し易い為、ほぼ粒高といえる様な印象ですね 一般的な変化系表ソフトと比較するとかなり粒が細く、倒れやすい点が特徴です スポンジ硬度はメーカー表記で「32.5°」となっています 同社の日本製表ソフト「ビュートリー」「ハモンドFAスピード」よりも硬いスポンジを採用している事が注目として挙げられます 強い打球時にスポンジに食い込みすぎることが無いので、プッシュ時などで表ソフトらしい直線的なボールを出せる様になっています

前述していますが、粒がソフトで倒しやすいタイプなので、押し込むと粒が倒れ、クセのある球が良く出るラバーです ここが「粒高の特性」が良く出るラバーですね 「表ソフトの特性」を出すには粒が倒れる前に打球する必要があり、プッシュや強打等を行う場合にはコンパクトに素早く弾く必要があります 表ソフトらしい特徴を出す為にはスポンジの反発力を引き出す打ち方が重要になってきます 打球の力加減を落とすと接触時間が長くなり粒が倒れてしまうので、接触する時間を短く、弾き飛ばす事が表ソフトの様な直線的でスピードのあるボールを出す打ち方となります 粒が倒れやすく、飛ばす際の感覚が難しいラバーですね 表ソフト扱いですが、反発力のある「粒高」の様な扱い方で違和感はあまり無い印象です

変化性能についてはこれはかなり高く「変化系表ソフト」としてみると屈指ですね 非常に大きくボールがブレる球質を出す事が可能になっています 変化や粒が倒れたときの打球感は粒高そのものですが、このラバーの優れているところは「回転がかかる」所です 粒高に近い性質の変化系表ソフトは回転をかけていく ということは難しいですが、ドナックルに関しては回転量はまずまず良く、更に回転をかけていける事が可能になっているのは驚きです 非常に大きな特徴です この特徴の影響で威力を発揮するのはカットで、切った際のキレは非常に良く、粒が倒れてボールが失速する為、変化系表ソフトとしては抜群にボールが抑えやすくなっています カットに関してはキレと変化のバランスが良いラバーとなっていますね

表ソフトのスピード性能や球離れ・弾道に加えて、粒高の変化性能を併せ持つ、非常に個性的なラバーです 飛び方にクセがあるので使い込む必要がありますが、中国系の粒やノイバウアー系の様な打球する事が難しい というような「クセ」とは違い、打ち方のコツを掴むには時間がかかる といった方ですね 基本的には表ソフトの様なスピードを出す場合は粒が倒れる前に弾く 変化を出すには厚く当り過ぎない様に粒を倒す といった打ち方になります カットの場合はスポンジの球離れが良く伸びるので、飛距離の出しやすさや攻撃時の威力アップがキレと変化に加えて挙げられる特徴ですかね ネックなのはコストパフォーマンスですが、スペックは非常に優秀で替えが利きづらいラバーとなっています 従来型の変化系表よりも更に一癖も二癖もあるラバーとなってますね