テンション表として復活 回転性能重視
「バタフライ インパーシャルXS」

「オリンピック銀メダル」等、輝かしい実績持つ表ソフトであった「インパーシャル」ですが、非常に長い期間を経て、テンション表として再登場しました この「XS」は回転性能重視で「EXTRA SPIN(格別の回転)」という意味合いを持つ名前となっています 長い期間発売された後、廃盤となって久しいですが、名作と呼ばれたラバーの名を冠して再登場しているだけあり、非常に優れたスペックを持つラバーとなっています

   

タマス社のパッケージは全て同じデザインなので、名前で判別するようになっています インパーシャルはこのXSの他に攻守のバランスを追求した「XB(EXTRA BALANCE)」がラインナップされています

   

シートの質感は流石ですね 非常に綺麗です 粒の配列は横目で典型的な回転系表ソフトの粒形状ですね 大きめで詰まった粒が特徴です スポンジ硬度は「30.0°」とかなり軟らかく、既に登場しているテンション系表ソフトである「フレアストームⅡ」は「32.0°」 「レイストーム」は「34.0°」 廃盤となった「フレアストーム」が「35.0°」ですから、これまで登場した中で最軟のスポンジを採用している事がわかります スポンジはフレアストームⅡの用に白色で気泡は無いですね

スポンジの軟らかさから来る打球の食い込みは強いですが、食い込んだ後の飛び出しが極めて良い為、軟らかさと球離れの良さを両立している打球感となっています 所謂「グルーを塗った打球感」にかなり近い印象ですね 非常に素晴らしい打球感に仕上がっています 強い打球時に掴みの強さがあり、遅れて飛び出してきますが、強い打球を必要とせずにスピードが出せるラバーです スピードを出す事に苦労が無いですね 弾道は表ソフトらしく非常に直線的ですね

名前に「スピン」が付いているだけあって「回転性能」が特徴のラバーですが、これはスピード同様に非常に優秀なスペックを有しています ただし非常に弾性が良い為、サーブ等でコントロールする際に難しさがありますね とはいえ表ソフトとしては屈指の回転性能です また、回転系表ソフトの傾向としては「変化幅」が回転性能を引き上げる代わりに控えめになってしまう傾向が多いですが、このラバーに関しては回転系表ソフトでありながらナックルも良好な印象です これはかなり意外ですね フレアストームⅡはこの「変化」の部分がややウィークポイントでしたが、この部分がインパーシャルXSでは解消されています

スペックに関してはスピード・回転・変化の全てで高いスペックを有しているラバーです ネックなのは「優秀すぎる弾性」でしょうか 食い込んだ後の飛び出しが強いので、前陣で使う際には飛距離の修正が必要になってきます スペック以外ではコストパフォーマンスですかね 後は弾性が緩やかですが、落ちてくるスピードが比較的早い印象です 最高クラスの状態をキープできるのはテナジーもそうですが、長くは無いですね とはいえ総合力は際立っており、フォア・バックを選ばない汎用性の高さが魅力です 安価ではないですが、価格に見合ったすべらしいスペックを有しているラバーですね