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回転のかけやすさが特徴 弾性は控えめ
「アームストロング 赤マークMAX PZC-SP」

硬式の表ソフトとしては同社の変化系表ソフトである「アタックエイト」と同様にロングセラー表ソフトとなっている「赤マーク」ですが、このラバーにも多くの種類が存在しており、ラージボールでも同様です この「赤マークMAX PZC-SP」は同社のラージボール用ラバーに広く採用されている超軟性スポンジである「PZC-SP」を採用したバージョンとなっています

  

硬式の赤マークMAXは「ハイソフトバージョン」のみがラインナップされており「ラージボールバージョン」というシールが貼っていないので、間違う可能性は少ないです アタックエイトは「M粒」「L粒」等がありますし、硬式では通常の赤マークも同様です 赤マークMAXのラージバージョンはこの「PZC-SP」搭載版以外はスポンジ硬度が「30度」の通常タイプのラージバージョン スポンジ硬度が「55度」と非常に硬く、またスポンジの厚さが「厚」までとなっている「シェーク裏面版」 そしてスポンジ硬度が「35度」でプラスチックボール対応版として登場した「プレミアムテンション」が新たに加わっています 硬式よりもラージボール版の方が多いラバーです

  

特徴的な赤いスポンジがPZC-SPの特徴です 特筆すべきは「軽さ」ですね 非常に軽く、食い込みの良さが特徴です PZC-SPのスポンジ硬度は「25度」と非常に軟らかいですが、ラージボール用のスポンジとしては一般的な軟らかさです ですが印象としてはそれ以上にソフトな打球感ですね ただ弾性に優れるスポンジではないので、食い込みの良さが回転性能を引き上げる影響の方が強い印象ですね

赤マークの名を冠して登場している「赤マーク1-1 PZC-SP」との比較では、赤マーク1-1のスピード性能が「9-」に対して、赤マークMAX PZC-SPが「8」と、赤マークMAX PZC-SPの方がややスピード性能は控えめとなっています 回転性能は共に「6.5+」となっています 大幅な違いは赤マーク1-1 PZC-SPがより大きな弧線を描かせやすく、硬式時の様なドライブの弾道、違和感の少なさがある印象ですかね 対して赤マークMAX PZC-SPの方が飛距離や飛び出しがおとなしく、同じ位置で打球した場合は後者の方が飛ばしづらさがある印象です 「回転のかけやすさ」という面では大きな違いは無い印象ですね

弾性自体は際立ったタイプのラバーでは無いので、回転のかけやすさと「+α」で選ぶラバーではあるのですが・・・明確な違いが顕著に出ていないので、差別化の難しいラバーです PZC-SPによる回転のかけやすさが特徴のラバーですね ハードヒット系の技術の際にスポンジに食い込みすぎてしまう点がネックになるスポンジですが、回転のかけやすさを重視するラバーとしては優秀ですね スピードと飛距離を引き上げるには高反発のラケットで補う必要がありますね 弾性に関しては物足りない部分は多いものの、ラージボール時での違和感が少なく、回転のかけやすさが特徴のラバーとなっています

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