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引っかかりと球離れの良さが特徴「STIGA MAGNIFY LB」

スウェーデン製ラケットが高く評価されている「STIGA」ですが、本格的なラージボール用ラバーのラインナップとしてはこの「MAGNIFY(マグニファイ)LB」が初となります 引っかかりの良さと良好な弾性を有する、バランスの良いラバーとなっています

  

パッケージのデザインは落ち着いたカラーリングにシンプルな模様が描かれたものとなっています ラバーがやや小ぶりな点が気になる所ですが、余程ブレードの大きな物でない限りはカバーできる大きさですかね スポンジ硬度はメーカー表記で「33±3°」と、一般的な日本製ラージボール用ラバーの硬度と比較すると、硬さのあるスポンジとなっていますが、実際には極端な硬さは無いです

    

粒配列は縦目で粒は小さく、間隔の離れたタイプです 粒形状は円柱+台形ですね スポンジはラージボールに良くあるかなり軟らかいスポンジではなく、球離れの良さが目立つスポンジとなってます とはいえ食い込ませる事が難しい程の硬さではないですね 弾道は直線的な傾向が強く、「弧線」を重視するタイプのラバーでは無いです 際立った弾性ではないですが、優秀な弾性となってますね

粒の引っ掛かりが良いので回転がかけやすく、スポンジの弾きもあってスピードボールが打ちやすいラバーとなってます 先に書いていますが球離れの早さはあるものの、弧線が作りづらい というタイプではないですが、食い込ませて打つタイプのラバーでは無いです ラージボール特有の非常にソフトで食い込むラバーには無い球離れの早さと弾道となってますね

スピード性能と回転性能のバランスの良さが特徴で、飛ばしやすいラバーですが、飛距離に関してはやや物足りない印象 とはいえラケットでカバーできる範疇ですかね 自力で飛ばす様なラバーでは無いので、飛ばしづらい という程ではないです ドライブ・強打どちらもやりやすさのあるラバーですが、スポンジがラージボール用としては少し硬めである事や弾きの良さという特性を活かしやすいのは強打系の技術ですね 特に台上での打球でスピードが出しやすいのは大きいですね

打球感はラージボール用としては硬質な方になるので「掴み」による回転のかけ易さを重視したタイプのラバーでは無いです なので好みは分かれますが、ラージボール特有の打球感の違和感が抑えられているラバーで、表ソフト・裏ソフト問わず硬式からの移行がしやすいラバーとなっています 特徴としては弾きの良さとスピード性能が目立ってきますが、粒の引っ掛かりが良く回転性能も良好なものとなってます バランスを優先しながら飛ばしやすくしたラバーです ネックな部分は少ないラバーですが「STIGA=ラージボール」というイメージが現時点では皆無なので(2019年7月現在) 選択肢に入りづらい というのが最大のネックですかね コストパフォーマンスが良いだけにここは残念な所です スペック面では優秀なのでお薦めしやすいラバーですね

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