テンションシート+超軟スポンジバージョン
「アームストロング アタックエイトEX-X PZC-SP」

アタックエイトにはスポンジ硬度以外にも種類があり、テンションをかけたトップシート「EX-X」があります 更に軟性のスポンジが特徴である「PZC-SP」がありますが、これは表ソフトではラージボール用として採用される事が殆どです ただしこの「アタックエイトEX-X PZC-SP」に関しては「ラージボール兼用」ということになっており、どちらでも特性が活きるラバーとなっています

  

アームストロング社のラージボール用ラバーは基本的に「ラージボール」用を表すシールが貼られていますが、ロングピンプル等の「ラージボール兼用」を謳っているラバーには「ラージボール用」の記載はありません PZC-SPが非常に軽いスポンジなので、ラバーの重量は表ソフトの中でも圧倒的に軽量ですね 重量だけであれば、ラージボール用並の軽さです

    

トップシートはテンションが程された「EX-X」タイプなので「M粒」のみとなってます ノーマルタイプのアタックエイトにPZC-SPを採用しているバージョンでは「L粒」との選択が可能です(ただしこちらはラージボール用となっています) 粒の配列は縦目で、形状は円柱+台形 粒の高さは1.2mmと変化系特有の設計です 打球感は相当ソフトなスポンジの効果で(アームストロング社表記で25°)軽い打球でも簡単に食い込みますが、潰れすぎて飛ばない といった事が無く、この手のラバーとしては良く飛ぶ方ですね 弾性がアップした事と軟らかい打球感の影響で、ブロックが止めやすくなった事が大きいです 変化の「質」は減退していますが、圧倒的にボールの威力を抑えやすくなっています

特筆すべきは「回転のかけやすさ」です PZC-SPとEX-Xの相性が良く これは非常に良くなっています アタックエイトシリーズは回転性能が表ソフトで変化系の中では良好な方でしたが、回転のかけ辛さがネックとなっていましたが、このラバーではそういったネックが全て解消されています 変化系表としては際立って優秀ですね しっかりと回転量のある回転を作ることが可能になっています 軟らかいので、押し気味に打球する方が適していますが、ある程度の強さであれば弾く事も可能です スポンジがソフトでキレの良さがあるので、カット用としても良い印象でした ボールのキレと失速具合が非常に優秀です 元々のクセ球は減退していますが、軟性スポンジによる圧倒的なブロック性能と大幅に向上した回転性能が魅力です

ラージボールでは「25°」という、スポンジ硬度は標準的なスポンジ硬度なので、打球時の違和感は少ないですね 回転のかけやすさも硬式同様で非常に優れています ラージボール用としてはドライブ・強打どちらもこなせるタイプのラバーで、同社のラージボール用ラバーとしてはバランスタイプの印象ですね ラージボール用としてみると、コスト面も優秀です

共通している性能としては「ブロック性能・回転性能の大幅向上」といった所です ボールの質(変化・威力)に関しては減退している部分もありますが、アタックエイトの難しさを大幅に軽減している点が大きいですね アタックエイト系としては極めて使いやすくなっています 軽い打球で飛ぶ 回転がかかる というのはアタックエイトとしては異端ですね 更にテンションなので弾性も若干アップしているのもグッドです アタックエイトシリーズの良い部分を出来るだけ残しながら、使いやすく更にバランスタイプに仕上げているラバーですね