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より中国表らしさがアップ「AIR PANAMERA 43°」

「AIR」から登場している回転系表ソフト「PANAMERA」も登場期間が長くなり、ロングセラーとなっていますが、スポンジ硬度がソフトなものが多く低弾性である事が特徴でした 今回の同ラバーはスポンジ硬度を大幅に引き上げ、ハードタイプに仕上げたものとなっています

  

パッケージはここ数年、このデザインです 今回のスポンジは濃い赤系のざらつきのあるタイプとなってますが、スポンジ硬度を引き上げた事で食い込みが少しありながら中国表らしい硬さを獲得したスポンジとなってます 弾性に関しては中国表で未打底としては良好ですね 硬すぎる事が無いので、硬いラケットと合わせやすい硬度といった印象です

    

ロゴが相変わらず大きい点がネックですね なのでグリップエンドからラバーを貼っていく際にはロゴの一部をカットする事になります また品質面に関しては比較的安定してきていますが、ロット毎にラバーの性質が大きく変わる点が継続的な使用を難しくしています ただしこの赤系のスポンジとなってからは大きく仕様変更はされていない様ですね 特徴としては43°というスポンジ硬度はクラシカルな中国表としては食い込みがありますが、テンションタイプや已打底を採用している様な中国メーカーの表ソフトと比較すると硬さがあり、強い打球時に食い込みすぎる事が無い硬さとなっています 33°と比較するとその硬さは明らかで、掴んで飛ばす様なスポンジではなくなっていますね

硬さと適度な弾性を獲得した事により、中国表の打球感と中国表のネックとなる低弾性の解消を達成しています シートは高い回転性能とクセを有するタイプですから、回転性能は維持したままですね スポンジを硬くする事でハードヒット時の強い食い込みが発生する事が無くなり、フォアでの使用に適したタイプに仕上がっている印象です これによって台上での攻撃性やブロック時に球を掴みすぎない、カウンター等で特に威力を発揮します これまでの様に回転性能は高いがスピードが出し辛い 弾き辛い というのは完全に解消されています プラボールとなった事で硬さとわずかな食い込みのバランスが良くなっている印象ですね

これまでのPANAMERAと比較すると攻撃的なボールが打ちやすくなっている印象でした 硬めながらも少しだけ食い込みがあるので、ドライブや強打時に掴みすぎる事が無くなっているので、33°スポンジにあった、強い打球時の食い込みがなくなっているのは大きいですね このスポンジによって表ソフトとしての完成度が高まっています スピード・回転・クセのバランスが取れた表ソフトです ネックなのはロゴの大きさとメーカーの大幅な仕様変更 ですかねえ・・・ ここが悩まされる所です プラボールでもしっかりと回転性能を維持しつつ、中国表らしさを取り戻しているラバーですね

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