「紅双喜」というとスポンジが「激硬」なイメージの強い表ソフトが多いですが、この「dragonnow」は同社の他のものと比べるとやや弾力があり、使いやすくなっている感じがします。
黒をベースにしたシンプルなパッケージです。「紅双喜」というメーカー自体、あまり派手なパッケージを作らない感じですね。 中身で勝負!というところでしょうか ラバー自体はよくある「中国系表ソフト」ですが、このラバーは「使いやすさ」が特徴的でした。 同社のラバーだと「651・652」と「閃霊」がありますが、どちらも好き嫌いがはっきりする感じです。それに比べるとこの「dragonnow」は硬さの中にも程良い弾力があり、適度な打球感が個人的には良かったですね。
粒が他の中国系に比べてもかなり大きいです これは「dragonnow」の特徴でもありますね。 粒配列は横目で、布目は強いです。 回転性能はメーカー計測値よりもかなり高い感じですね。 かなりしっかりと回転がかかります。 飛びは非テンションなのでまずまずですが、クセの強い中国ラバーの中ではかなり使いやすさが際立ってますね。 スポンジは「同社」の中では柔らかめですが、他社と比較するとやっぱり硬めですね 中国表の特徴でもある「変化」もばっちりなので中国表を試しで使ってみるにはこのラバーはおススメです。
「紅双喜」の歴代表ソフトの中でも極めて使いやすい感想でした。厚さが「2.2mm」でもそれほど飛ばないのである程度弾みのあるラケットの方が弾性のバランスは取れるかなぁ、という感じです。 コントロールしやすいので台上や守備系の技術はやりやすく安定しますので、攻守のバランスはとりやすいと思います。 意外なのは回転性能で、メーカー計測値「6」よりははるかに回転がかかります。加えて飛び出す感じがないのでサーブの長短の調整がしやすく、かなり細かい調整が可能でした。
中国製表ソフトに興味のある場合や、弾みを抑えてしっかりと弾きたい場合等にはおススメですね コストパフォーマンスも高く、試しやすいラバーです ただし打球感は中国ラバーなのでスポンジが非常にハードです 更にプラスチックボールとなると打球感はより硬くなり回転量が減退するので、中国表のクセを活かす様な使い方になってきます 基本的な性能は中国系の表ソフトそのものなので、プラボール使用では打球感の調整を行う必要がありますね