個性的な用具を展開するドイツメーカー「Dr. Neubauer」 からシリーズ化されている変化形表ソフト「killer(キラー)」です シリーズ化されているラバーはほかにもありますが、このkillerに関しては同社の中でも数多くのラインナップがあるラインとなっています ベースとなるこのラバーは変化性能と攻守の安定性に優れたバランス型のスペックとなっています
パッケージデザインは同じですね カラーリングや名前で判別するタイプです 変化形としてはこのシリーズはアタックエイト並に細かくスポンジ厚が用意されていますが、killerに関してはラバーによってはスポンジの厚さがラインナップがない場合もあります killerの場合は「1.5 1.8 2.0」の三種類となってます
スポンジはメーカー表記では「M」ですね あまり硬さはなく打球時に食い込みがやや強い印象を受ける打球感です 表ソフトとしてみると球持ちが良いタイプの打球感ですね ラバーは比較的軽量で重量がネックとなる様なラバーではないです 粒の配列は縦目で少し太めですね そこまで粒が高い というタイプではないです 円柱形で攻撃重視の円柱+台形とは設計が異なる点が変化形らしいといえる粒形状ですかね
打球感が比較的軟らかめで強く打球すると食い込みがある為、やや弾き辛さのある印象です 押し込みながら打球する方が適しているタイプですかね スポンジの厚さの弾性がこの厚さとしてはそれ程際立った弾みを有しているタイプではない為、ラケットをそれ程選ばない印象ですね 攻撃・守備 どちらを重視するかでラケットを選択できるので選択肢が多くなるのは良い点です 特筆すべき点としてはクセの強いラバーが多い変化形表の中ではかなり使いやすい点ですね やや不規則な飛び方はするもののかなり扱いやすく、このラバーを軸に硬質なスポンジや厚さの変更といった、好みに合わせた調整が可能なのもシリーズの利点といえます
ベースのkillerはタイトルに「バランス型」と書いている通り、攻撃時の打球が変化形としてみると弾き辛さはあるものの不規則で飛ばしづらい というのは大幅に抑えてあるタイプです 受けたボールに対しての球離れは早くはないものの掴み過ぎて飛ばしづらい というのはそこまでないですが、攻撃的にスピードや球離れを優先する場合にはラケットの組み合わせが重要になってきます 変化性能 これは非常に優れたナックル性能をを有しており、直線的で粒高の様な大きなブレではないものの揺れ幅を大きめです スピードボールにこの揺れ幅となるとかなり取りづらい球質ではありますね ここはkillerらしい特徴が出ている印象です また滑りが非常に少なく、摩擦力がある為、この手のラバーとしては回転を加える事が容易になっている点が印象的ですね ナックルの質が高いタイプの変化形表は代償として「滑り」が強いものが少なくないですが、このラバーに関しては 滑りが皆無に近い為、クセ玉が出しやすさと回転を加える事が出来る点が優れている印象です
性質としては粒高寄りのスペックですが、粒が高くないので倒れて打ちづらい という事が少なく、表としての機能を失っていないですね 変化性能は粒に限りなく近づけている印象で 表の様な直線的な球筋に加えて急速に揺れ動くナックルが魅力のラバーとなっています 更に優れている点としては使いやすさがある為、変化形を導入しやすい というのは大きいですね 更なる大きな変化等といった大きな個性を求める場合には「killer pro」等や粒高に近い変化形表を選択する事になります killerは粒高と表ソフトの良い所が非常にうまくまとめられており、攻撃時の打ちやすさやブロック時の安定性、変化性能の高さといった総合力が優秀なラバーとなっています 比較的耐久性も高く、弾性の劣化も緩やかで長く使用できる点も良いですね 高価格なラバーが多いDr. Neubauer の中ではまずまず価格が抑えられている点も手に取りやすいラバーです 異質スタイルに幅広く対応できる優れたラバーですね