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已打底でさらに隙がなくなった
「海夫 ドルフィン 34度」

未打底でも相当な弾性を持っていた「ドルフィン」ですが、已打底効果で爆発的なスピード性能を確保した「ドルフィン」です。 もうこれでほぼすべての表に必要な要素を手に入れてしまったような感じになってますね。

 

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パッケージは簡易バージョンのものです。 重量がカット前で「49g」ととても軽く、重量を気にするユーザーの方はこれは大きいのではないかと思います。 「3.4」とあるので当初は「厚さ」かと思いましたが、他の特厚と比べると同じだったので、硬度なのかなと思います。 実際に「選手用 31度」と打った時は柔らかい感じでしたが、これは少し硬めで中国系表の打球感をより強く残してある印象です。

打ってみるとボールが弾けるような独特の炸裂音がし、体育館中に響き渡ります。金属音のような高い音じゃないですね。初速も速いですが、スピードが落ちることなくものすごい弾道でボールが飛んでいきます。 これはおそらく回転系の中でも最速クラスの性能を有しています。 「選手用」との違いは少しだけ「滑る」感じがする、ということでしょうか 布目が少しだけ薄い感じがしますね。

硬めの打球感で球離れもかなり速いですが、「飛びすぎて使いにくい」、という感じはあまりなかったですね。「飛ぶもの」として小技に一抹の不安がありましたが、取り回しが思ったより良く意外でした。  小技時のようなボールタッチのときにボールが飛びすぎないのは大きいですね。 ドイツ系だとあたるだけで飛んでいくような感じですから、この辺は大きな違いがありました。

強いボールに対してはテンションらしく、相当速いボールが飛びだしていきます。この時はかなりの反発力で飛んでいくので、小技の時とは違いボールコントロールがかなりシビアになってきますね。 快速+中国ラバーらしい独特の球質がうまく合わさっており、スピードと変化球に関しては折り紙つきの性能です。 少し球質が軽く感じられましたが、変化するボールは処理しづらいので、これに関してはほぼ問題ないレベルです。

守備的な技術はやりづらくなってますが、圧倒的な攻撃性能がそれをカバーしています。 ボールの威力を上手く抑えることができれば、ほぼ完ぺきであると個人的には感じました。 少ない弱点をあえて挙げるとすると「已打底効果が短い」「シートとスポンジの接着が弱い」等ですね。 已打底効果は約2週間前後といったところです。 これは「選手用」でもあったことですが、シートがはがれやすく、すぐ角からペリッとはがれちゃうんですよねぇ・・・・ これはかなり困りますねぇ・・・
極めて完成度の高い表ソフトにさらにスピード性能がプラスされて、これはもう「すごい」としかいいようがない表ソフトだと思います。 回転・安定感・変化等、表ソフトに要求される様々な要素がすべてこの一枚で達成できてしまうと言ってもいいくらいのバランスの良さも魅力ですね。 ハイバランスでハイスペックな表ソフトだと改めて実感したラバーです ( ̄ω ̄;)!!

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