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パッケージデザイン統一バージョン 日本製テンション表の先駆け
「バタフライ レイストーム」

テンション系表ソフトの種類はドイツ系テンション表ソフトが主流で数が少なく、日本製の物は数が限られるラバーです この「レイストーム」はグルー使用が可能な時期からラインナップされているロングセラーのテンション系表ソフトで、パッケージを一新する際にもラインナップに残っています 既に実験報告は行っていますが、プラスチックボールでの打球を中心的に行ったので、改めて報告となります

  

パッケージデザインは統一され、リングのカラーと名前で判別するタイプになっています その為パッと見では判別し辛いのがネックです ラバーの硬度等に変更は無いですね スポンジ硬度は「34度」です 後発のレイストームⅡ(32度)やプラボール対応のテンション表ソフトとして登場している、インパーシャルXS・XB(30度)と比較すると、スポンジ硬度は最も硬い物となっています 打球をした際に食い込みは同社の表ソフトラバーとしては少ないですね プラスチックボールでの弾性は高弾性+α程度で、テンション系としては弾性面は控えめとなっています

    

配列は縦目でやや太目の粒です プラボールとなった事で回転性能の減退は大きいですが、滑りは少なく回転のかけやすさは健在です プラスチックボールとなって硬さがある分、強い打球の際に食い込みの強さが影響して打ちづらい というのはないです ここがドイツテンション系表ソフトと比較して、ハードヒット系の打球がやりやすいという利点があります 球離れが早すぎる といった事も無く、硬さと弾みのバランスが良い為、台上やブロック等の操作性はテンション系としては使いやすいラバーです

プラスチックボールとなった事で回転性能は大きく落としてしまっているラバーですが、総合的なスペックは良好ですね 何か飛び抜けたスペックを有しているラバーでは無いですが、回転・スピード・安定性のバランスが良く取れています 弾みが良いものや回転性能が高いものは数多くラインナップされていますが、ドイツテンション系に多いのは「スポンジが軟らかい」「弾性が強すぎる」という部分で扱い辛さや打球感の面でネックとなってきます レイストームは日本製のテンションとしてはやや硬めで弾み過ぎないですね 回転系としては厳しくなってしまっていますが、強い打球の際にスポンジが潰れすぎるという事が無く、程よい球離れと弾性が用途の範囲を広げている印象ですね プラスチックボール時でもまずまず使い勝手の良いラバーですが、同価格帯より安価で優れたドイツテンション系の表ソフト等が多く登場しているので、選択肢としては厳しくなっている印象です 飛び抜けたスペックを持つラバーでは無いですが、どの技術もそつなくこなせるラバーですかね

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