国内でも流通している「シャーピング(閃霊)」」ですが、これはスポンジに違いがあります。国内流通版はスポンジの色が黄色でおそらく「651」シリーズと共通のスポンジと思われますが、今回の仕様はスポンジが「白」でかなり柔らかいスポンジとなっております
国内と共通のパッケージですね。 こちらは日本語が入っていません。 同社の表ソフトというと「硬い・回転がかかる・変化する」という感じのものが多かったですが、このラバーは打球感がかなり柔らかくて打ちやすいですね。 最初に打ったときに「これは紅双喜の感じがしないなー」という印象です 中国ラバー全体で見ても柔らかいです
粒の配列は中国ラバーには珍しく「縦目」ですね。 粒も少し小さめです。 粒の引っ掛かりがよく、スピード系の設計ながらかなり回転がかかります。 球離れも速すぎないため非常に扱いやすいラバーですね。非テンションでソフトだと物足りない感じになりやすいですが、このラバーは「扱いすさ」特に際立ってましたね。 すべりもないため、落球するということもありませんでした。
このようにスポンジの色が「白」です。非常にソフトでよく食い込み、安定した打球が可能になってますね。このコントロール性能の高さがタイトルのとおり「抜群のブロック性能」を有しているラバーとなってます。 柔らかいスポンジがボールを吸収し、しっかりととまるため、強い球でもきれいに短くとめることができます。加えて中国ラバーのあの「変化」が加わるため、非常に返球しづらいボールになります。
全体的に使いやすく、安定を重視する場合には非常にいいラバーですね。 攻撃を主体とする方にはちょっと物足りないかもしれません。 「速攻」型よりは「攻守」型向けのラバーですね。 スポンジが柔らかいので、固めの弾むラケットにこのラバーの組み合わせだとかなりバランスが取れていいんじゃかなぁ、と思います。 回転性能もメーカー表示の性能表よりはかかる感じが個人的にはしましたね。 やっぱり特筆すべきは「守備性能」ですね~ 非テンションのため小技はいうこと無しですし、ボールが抜群にとまるので守勢に回ってもシビアな調整をする必要があまりなかったですね。 アニキによると「ボールが短く変化もするので、次球が打ちにくい」そうです。2バウンドなんて何もしなくても出ちゃうくらいよくとまります。
カットでも使用されているラバーなので一応アニキにもカットをやってもらいましたが、非常に使いやすかったようです。 「表ソフトにしては球の離れも速すぎない、シートとスポンジの相性もよく切りやすい」という感じでしたね。攻撃用のラケット+厚めのスポンジでこんな感じですから、カット用の薄めラバーがあればかなり安定するのではないでしょうか。 受けた感想としては、シャープに切れたボールが低く飛んできますね。 粒高ほどの変化はないですが、抜群に切れたカットが飛んできます。
攻守どちらの技術もやりやすく安定感抜群のラバーです。 打球感がソフトで使いやすいのであまりユーザーを選ばないのも大きいですね。使う側にとってはありがたいラバーですが、打つほうとしては変化ボールと短くとまるブロックに悩まされる嫌~なラバーとなります。 ここまでとまる表ソフトは使ったことがなかったですね。