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王道粘着の進化形
「紅双喜 キョウヒョウ2 39度」

いままでの粘着ラバーというと「硬い・飛ばない」というイメージが強いですが、この「キョウヒョウ」シリーズはいままでの粘着ラバーとは明らかに違います。 ノングルーになった現在でもユーザーが多く、粘着ラバーでありながら使いやすさと総合的なスペックの高さがこのラバーの特徴です。

 

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説明不要のキョウヒョウ2パッケージです。 今回使用している硬度は「39度」を使用です。 同社は昔から国内で使用することができる数少ない中国メーカーでしたので、当時のイメージが強かったですが、打ってみるとかなりの打球感の違いに驚きました。打球感は硬いですが、スポンジに少しだけ食い込みボールが飛んでいくので、今までのような硬い手に響くような打球感とは完全に違いましたね。 ノングルー使用でも十分弾性があり、同社の粘着ラバーのイメージは完全に払拭されました

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ラバーにシートの字が写ってしまったので見た目汚いですが、品質は中国最大手のメーカーらしく非常に安定しています。シートに強い粘着があり、この粘着が「中国ラバー最大の特徴」ですね。 同時期に登場している「テンキョク」シリーズと比較すると、こちらのほうがバランスがよく感じます。 「テンキョク」は非常に球の離れがよく、攻撃的なラバーですが「キョウヒョウ」は攻守のバランスがやりやすく、オールラウンドな印象を受けました

今までの中国ラバーらしく回転性能は文句なしですね。非常によく回転がかかります。 球の離れが程よいので、しっかりと回転をかけることができ、個人的には「テンキョク」より、この「キョウヒョウ」のほうが使いやすかったですね。 グルー使用だとこのラバー、隙がなくいいラバーだったのではないでしょうかね ノングルーでも非常に打ちやすくて前~中陣どちらでもこなせる粘着ラバーです。 守勢に回ったときも攻守の切り替えがやりやすいです。 フォア・バックどちらでもいいんじゃないかな と思える程に従来の粘着に「汎用性」を持たせている印象ですね 両面貼るには重量が大変ですが・・・・・

バランスをとるなら「キョウヒョウ」、スピードを取るなら「テンキョク」、という感じですかね。 どちらも非常に性能は高いです。同じドライブで弾道を比較すると、シャープなスピードボールが放てる「テンキョク」に対し「キョウヒョウ」はきれいな放物線を描いた重いドライブが放てます。同社の中でも屈指の性能を有したラバーですねー 国用の「国狂」や「国天」もあるので、そちらも非常に気にはなるところです。 ノングルーでも従来の粘着よりは十分はねるので、粘着テンションが苦手な方はこのラバーがバランス取れていいのではないですかね

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