独自技術である「IE」を採用した表ソフトは「ハモンド」から続いていますが、40㎜ プラボールとなった現在でもラインナップされています この「ソニックAR」はIEを採用した表ソフトとしてはプラボールとなった後に登場した表ソフトで、優れたスピード性能を有した表ソフトとなっています
パッケージは黒をベースに青系の光を配したスピード感のあるデザインとなっています メーカー表記でスペックは「スピード13.75」「スピン 7.25」となっています スポンジ硬度は「32.5°」ですね 特徴としては軽い打球で非常に優れたスピードボールが打てるラバーとなっています これまでに登場したIE表ソフトの中では非常に楽に飛ばせる印象ですね 弾道は際立って直線的で、スピード系特有の弾道となっています
粒配列は縦目で形状は主流となっている、円柱+台形ですね 粒はそれほど大きくなく、少し感覚の離れている印象です ハモンドFAスピードと比較すると、スペック上では大幅に回転性能が引き上げられていますが(ハモンドFAスピードは6.5) 引っ掛かりの良さが格段に良くなった印象で、抜群に回転がかけやすくなっています スピードに関しては「軽い打球で飛ぶ」ラバーですが、回転性能はスピードタイプの表ソフトしては抜群に回転がかけやすく、性能も高い印象ですね
打球感が軟らかく、打球時に食い込むものの飛び出しが非常に早いので、軟らかさの割に球持ちの良さを感じさせないラバーです コンパクトな打球でスピードボールを連打できる点が特徴ですね 非常に早い打点で連打するのに適したラバーです ドイツテンション表の様にしっかりと食い込んだ後に際立った弾みをするタイプではないので、球離れとスピードを重視する場合には同じ柔らかいタイプのラバーとしてはソニックARの方が優れています スピード性能や球離れは典型的なスピードタイプの表ソフトで、優れた性能を発揮します 回転性能の高さが更に加わる為、すきのないラバーですが、ドライブに関しては弾道が際立って直線になるので、ループ系のドライブが打ちづらい印象です 飛び出しが早く前に飛ぶ力がかなり強いラバーです
ハモンドFAスピードをより使いやすく、より飛ばしやすくした表ソフトで、粒の引っ掛かりが良くなった事により、回転性能も大幅に向上しています 打球感は柔らかいものの球離れが非常に早いので、食い込む前に弾き出す様な飛び方が特徴です この軽い食い込みと飛び出しの良さがブロック等、止める技術の際に角度の調整のみで攻撃的なボールが出しやすくなっています かなり直線的にボールが出るので、距離感に注意が必要ですね 非常に楽にスピードボールが打てるラバーとなっています 球質にクセは無いものの、スピードと高い回転性能 スポンジの軟らかさが気にならない抜群の球離れが特徴ですね コストパフォーマンスも非常に高いラバーとなっています