回転のかけやすさは秀逸 「バタフライ レイストーム」

世界のトップメーカーである「バタフライ」のテンション系表ソフト「レイストーム」です 世代的には初期のテンション系表で、回転性能を重視したラバーとなっています

レイストーム (1)  レイストーム (3)

明るいカラーリングが特徴的なパッケージです ラバー自体は管理番号が無いので、発売期間の長さがわかります 「ハイテンション」という位置づけのラバーですが、同社の「フレアストームⅡ」と比較すると、流石に世代間における性能の差が顕著です

レイストーム  レイストーム (2)

ラバーの配列は縦目です 粒は一般的な形状で特に目新しさは無いですね 特徴的なのはやや太目の粒と密集具合でしょうか これによりかなり回転がかけやすくなっています ラバーの硬度は同社の表記で「34度」となっています 打球感は非常にソフトで、一般的な表ソフトとは明らかに異なる球持ちの良さが特徴です

食い込みが強い為、ドライブやサーブ等の「回転」を加えるプレーはかなりやりやすいラバーです シートと食い込みのバランスが秀逸なので、回転性能は優秀ですね 食い込んだ後の反発が弱い為、テンション系にありがちな「飛びすぎてサーブが長くなる」「オーバーミスが増える」といったようなことは皆無です 反面、スピード性能はテンション系の中ではかなり厳しい性能です 「強打」を打つ際に食い込みが強いので、かなり球離れが遅い印象で「ハイテンション表」ではあるんですが、弾性はそれ程高いものではなく、高弾性表+α程度の弾性です 弾性に関しては厳しいですね 表ソフトの特徴を活かした「球質」に関してもクセが無さ過ぎるので、ミスを誘うような球質はまず出ないラバーです

バランス面で見ると回転性能に寄っている表ソフトで、球離れと直線的な弾道を重視するタイプには敬遠される表ソフトですね クセ球が出ないので使いやすいラバーですが、スピード性能と球離れの遅さがネックです 特に角度打ちや強打で弾いた際に食い込みが強すぎる上に弾き出さないのは厳しいですね 食い込んで回転がかかるので、ドライブが中心になるラバーです とはいえ裏ソフトではないので、表ソフトの決め球である「スマッシュ」でスピードが出ないのは致命的ですね 打ちぬくボールを打つのはこのラバーでは難しいです

スペック的にはテンション系最初期なので、完全に旧世代ですね 滑りが皆無で使いやすく回転がかかるんですが、表ソフトの「球質」や「直線的な弾道」は皆無で、攻撃性はそれ程無いラバーです 表ソフトの特性を活かすようなプレーには向かないラバーで、ドライブ+強打を的確に使い分ける必要があります グルーOK時代ラバーなので、グルー効果による恩恵はかなりあるスポンジですが、ノングルーでは軟らかくて弾みはそこそこ といったラバーですね