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突き刺さるフグのトゲ
「andro BLOWFISH+」

アンドロというと「ロクソン」シリーズや「プラズマ」シリーズなどが有名ですが「表ソフト」については全くの「未知数」なメーカーです。 今回はテンション系の表ソフト「ブローフィッシュ」のスポンジをやや硬くしたバージョン「ブローフィッシュ+」です。 表ソフトと言うと裏ソフトに比べて若干価格が安い物が多いですが、このラバーはかなり挑戦的な価格設定ですね。 軽くお試し・・・・ というわけにはいきませんが値段の分だけの性能は持ってます

 

自分、不器用っすから・・・~表ソフトしかできない~  自分、不器用っすから・・・~表ソフトしかできない~

 

見た目は非常にかわいいフグですが、ラバー自体は相当凶悪な性能を持ったラバーですね。 はじめて打った時の感想としては「飛びすぎ!」でした。すさまじく強烈な反発力があります。軽く当てるだけでボールが暴走するので扱うにはかなり期間を割かないと難しいなぁ、というのが初見での感想でした。

 

自分、不器用っすから・・・~表ソフトしかできない~  自分、不器用っすから・・・~表ソフトしかできない~

 

ヨーロッパ系のラバーらしくとても綺麗な質感です。しっとりとしてつやのあるシートは中国系表ソフトにはない高級さが漂ってます。 粒配列は縦目で粒は太め、間隔が結構離れてますね。 粒形状は円柱で、珍しい設計をしたラバーですね。 スポンジがやや硬め、とありましたが打球感はかなりソフトに感じます。 打つ瞬間に少しだけ食い込み、その後に爆発的な反発力でボールが飛びだすので、小さい力でもかなりの威力で打球することが出来ます。反面、コントロールは非常に難しく、使いこなすにはかなりの苦労を強いられるラバーです

スピード性能が突出しており、抜群の破壊力を持ったラバーです。 回転もまずまずかかりますが、何分球離れが良すぎるため回転をかける前にボールが飛んで行ってしまいます。インパクトをかなり早くしないと十分な回転を与える事が出来ないですね。 若干「すべり」があり、しっかりとボールを乗せないと落球してしまいますが、ソフトな打球感と高反発がその問題を解決していますね。角度さえ間違えなければ落球の可能性はかなり減っています。

レシーブがかなり難しいですね。ストップ系が止まらないんですよ。勝手に飛び出す感じが強く、ボールの勢いを抑えることがかなり難しいです。 とにかく小技が出来ない! 台上はもう自分の腕では無理でした・°・(ノД`)・°・  。 細かな技術は従来のテンション表ソフトよりもかなり苦労しました。 プッシュは相当強烈で「裏面よりスゲー」というような強烈な快速ボールが飛んでいってました。替わりにブロックなどの守備系のショートで苦労したのはいうまでもありませんが・・・・

超攻撃用のラバーですね。 はっきり言って「守備を捨てる」位の気持ちで使用するとちょうどいいです。ペンで使用する際は台上等の細かな技術にかなり影響を受けますので注意した方がいいです。 シェークだとフォアで使用がメインになると思います。バックだとブロックなどが大変そうだなぁ・・・・ 厚さコントロールすればバックでも十分使用できますが、ラケットとの組み合わせが難しいですね これでブロックされたら変かも加わり相当強烈なカウンターになるので、受ける方としたら嫌ですね。 まさに「突き刺さる」という言葉がよく似合う直線的な弾道が魅力的です

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