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粘着ラバーの概念が変わる
「海夫 藍鯨Ⅱ 未打底 37度」

「海夫」の名前を世に知らしめた粘着テンション「藍鯨Ⅱ」です。 それまでに登場していた粘着ラバーとは明らかに一線を画しており、驚異的な球離れを有しています。 当初は「紙パッケージ」で登場し、その後同社の一般的なパッケージとして定着する「真空パッケージ」も特徴のひとつです。 厳密に言うとこれは「新藍鯨」となるのですが、紙パッケージは廃盤のため、「藍鯨」としています

 

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もはや説明不要の漆黒パッケージです。 当初は鯨がおとなしめでしたが、この「新藍鯨」は大きく鯨が飛び上がるパッケージとなってます。 新型は旧型と比較すると弾みが抑えてあり、使いやすくなっている感じです。 とはいえ、粘着ラバーの中ではかなりの飛距離となってます。 圧倒的に性能差のある「選手用」等は弾性、回転などスペックに相当の違いがあります。

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テカテカに光ってます 粘着ラバー+テンションということで弾みがプラスされており、ノングルー時代の現在においては粘着ラバーユーザーにとって非常にありがたい存在です 打球感は非常に球離れがよく、軽く弾いただけでも速いボールが飛び出していきますね。 従来の粘着とは明らかにスピードが違います。 従来の粘着に比べると回転は若干落ちますが、このスピード性能が新しい粘着ラバーとなってますね

スポンジ硬度は「37度」で、中国ラバーにしては柔らかい印象を受けます。 「紅双喜」の同程度の硬度と比較すると「海夫」のほうがかなりやわらかいですね。 適度に食い込み飛び出すので、中国ラバーの割にあつかいやすいという印象です。 攻撃に関しては中国系独特のボールにスピードが加わるので、処理のしづらいクセ球が飛んできます

ボールの離れがいいので、守勢に回ったときの処理に少々てこずりますが、圧倒的な攻撃性能がそれを上回ってますね。やはりこれだけの性能を有したラバーですので、バックで使うのは少々もったいない気がします。 ラバーの重量も粘着系らしくあるので、コレ両面は結構きついなぁ、と思います

粘着ユーザーにはぜひ一度使用することをオススメします。 ホントこのラバーが登場したときは衝撃的でしたからねー 最初に使ったのが「選手用」というのも要因のひとつですが、それだけこのラバーが登場したときは頭ひとつ抜け出してたのは間違いないと個人的には思いました。 非常に優れた粘着テンションですね。 細かな硬度調整ができるのも大きいです。 最近は様々な粘着テンションが登場していますが、このラバーは品質も安定しており、比較的ばらつきの多い中国ラバーの中では安心して使用できます。

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