このサイトでは google adsense を利用しています

前陣プレーがやりやすい 「JOOLA DRUM」

ドイツメーカーである「JOOLA」が開発した粘着ラバー「DRUM」(ドラム)です。 中国代表の「郭躍」選手の要望にこたえて開発、とのことです。 ヨーロッパメーカーが粘着・・・というのは珍しいですが、バリバリの中国系粘着とは違い、使いやすいラバーになってます

 

DSCF1033.jpg   DSCF1034.jpg

 

緑をベースに太鼓が書かれてるパッケージです。 数年前のグルー可能の時にはこの「DRUM」を使用していたようです。 自分はノングルーでの使用ですが、打ってみると思ったより飛ばなかったですね。特に当てるだけだと飛ばずに落ちてしまいます・・・・(-_-; 粘着はそれほど強くなく「微粘着」です。 打球感は中国ラバーのように硬くなく、少し硬め、と言ったところでしょうか。 カチカチというよりは硬めで弾力があるという感じですね。

 

 

ロゴがシンプルで打球面が多く取ってあります。 一般的な粘着ラバーと比較するとスポンジがソフトでボールをつかみすぎる印象がありました その為フォアでぶつけるように打球すると食い込みが強く反発が弱めでやや打ちしづらく感じましたね ボールを掴むので早い打点での打球などがやりやすく安定するラバーです 引っかかりが良く回転はよくかかります 一般的な中国系の粘着に比べるとクセが少なく、安定性はかなりある印象です また、スポンジがソフトな為、素材系等の「粘着に合わせづらい」とされるラケットとも合わせやすい印象がありました打球時にグッと掴んで擦れる為、ラケットに当たっている時間が長く感じられる粘着ラバーです スピードはそれほど出ないですが、コントロール性能が抜群で、安定してドライブを連打出来ます 弾道はかなり弧線で、バウンド後に大きくはねるような印象がありました 粘着ラバー独特の沈む球ではないですが、伸びてくるので受けづらい球筋ですね 球質に関しては 「紅双喜」等の粘着ラバーと比較すると揺れたりはしないですが、回転量の多いドライブを安定して打球することができるラバーです

中国ラバー独特のクセはあまりないですが、回転がよくかかり安定します ソフトでそれほど弾性が強くない為、バックでの使用でも問題ない印象です 中国ラバーでやりにくさを感じたりした方にはこれいいかもしれません スピードはちょっと厳しいですねえ ですが回転のかけやすさと回転量は良いので、早い打点で回転量の多いドライブや小技の安定性、カウンター等 前陣でのコントロール性能は高いラバーです  ここ最近の粘着と比較するとおとなしいラバーですが、弾みを確保する際には素材系との組み合わせも比較的相性が良く、粘着には珍しいなという印象を受けました 中国メーカーの代表的な粘着ラバーは硬いものが多いので、素材系との組み合わせにはかなりパワーのいる組み合わせとなってしまいますが、DRUMの場合はスポンジが程よい柔らかさがあるので、組み合わせの幅が広くなる印象でしたね クセ球よりも安定性と回転の量を重視したラバーです
※2012 07 加筆・修正

tti-labo更新情報はこちらから
PR