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適度な柔らかさと安定した弾みが良い
「XIOM AMADEUS」

韓国発のスタイリッシュなデザインが特徴的な卓球ブランド「XIOM」から登場している檜材を使用したラケット「AMADEUS」です 「SOLO」の時にあった品質面の問題は高価格帯に位置する「AMADEUS」には皆無で、非常に丁寧に仕上げられています

 

アマデウス 2   アマデウス 3

 

「SOLO」では表面がささくれ立つなど「材質」がいかにも「安価」というのがわかるほど問題がある品質でしたが「AMADEUS」では檜独特のしっとりとした質感が出ており、ある程度のものは使用されているようです 合板構成は「7枚」で上板が「檜」次が「リンバ材」中心3枚が「アユース材」となっています このクラスの品質なら「スウェーデン製」であるとはいえると思いますね

 

アマデウス 1   アマデウス 6

 

ラケットのサイズは約「160×150mm」です 重量は「90g」とやや重めで、ラケットのみで握ってみるとそう重さは感じないんですが、ラバーを貼るとかなり重量感がありますね 板厚は約6mm程度となってます 打球感は檜が上板に来ているのでややソフトな印象を受けましたが、適度な弾きのよさも持っているので、表ソフト裏ソフト どちらもあまり選ばないラケットの印象でした 弾みとしては「OFF~OFFー」程度ですかね 弾みは良いですが、弾みすぎずに使いやすい印象でした

 

アマデウス 4  アマデウス 5

 

「SOLO」の時は極細過ぎてうまく握れなかったグリップですが、「AMADEUS」では太目のグリップになっており、握りやすかったですね 他には「STRATO」等もこのグリップの太さがあります 「SOLO」のような極細タイプのグリップを持つラケットは「ZETRO QUAD」や「STRADIVARIUS」等ですね かなり細いので、実際に手に取って確認した方が良いです 日本式からの移行であれば「SOLO」はスムーズに行えますが、グリップが細くブレードが大きいので、重量バランスに難が出てきますね

個人的に檜のラケットは「粘着」との相性がイマイチな物が多かったのですが、このラケットに関してはかなり相性がよい印象を受けました ハードヒット系はやや飛ばしにくいものの、ドライブをする際にはボールをつかむ感じが良く伝わります 檜がボールをつかみすぎる影響で、粘着ラバーではうまく弾き飛ばせない打球感ではないですね テンション系であれば抜群のフィーリングを発揮する印象でした ラバーをあまり選ばないので、弾みや打球感の微調整がしやすいですね

 

「SOLO」の時はかなりこのメーカーに対して「大丈夫かという印象がありましたが、さすがに高価格帯に位置するラケットはしっかりしています 七枚合板としてみるとソフトな印象ですが、適度な柔らかさで打ちやすいです やや重めですがどんなタイプのラバーとも合わせやすく、あまりクセのないラケットですね 「STIGA」等に代表される「スウェーデン製」とは少し趣が違う印象でしたが、フィーリングのよさなどはしっかり「スウェーデン製」の特徴を出していました バランスの良い、優秀なラケットでしたね

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