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基礎中の基礎を解説「バタフライ 基礎からよくわかる基本打法 第一巻」

現在はネットワークの高速化に伴い高画質な動画をインターネット上で視聴する事が難しくないですが、インターネットによる動画のサービスが本格化される前は専門性の高い教材ビデオやDVD等は購入して視聴するのが一般的でした この「基礎からよくわかる基本打法」もビデオデッキからDVDが一般的なる頃の物で、ビデオテープとDVDが併売されていた頃の物となってます 当時のペン・シェークのトップ選手がグリップからフットワークといった基本的な技術を細かく解説しています

 

  

 

パッケージはシンプルで色調は抑えめです イラストが2世代前のスレイバーを思わせる様なイラストとなってます メニューはかなり細かく、ペン・シェークのグリップをそれぞれ紹介する事から始まります ペンに関してはこの巻では日本式(片面)となっており、2021年現在では裏面がスタンダードになっている影響で中国式が圧倒的に多くなっている為、裏面における最適化されたグリップやスイング、フットワークといった技術解説はされていない点に注意する必要があります

 

 

DVDのデザインもパッケージと同様です

 

グリップに関しては浅く握る・深く握るといった場合、どういった事が出来る・適しているかという点まで解説されています この辺りは書籍では細かく解説される事は多いですが、動画では比較的少ないので、丁寧な解説は良いですね 次にフォアハンドの解説ですが、これも基本となる打ち方とダメな打ち方を分かりやすく解説している点が良いです ペンについてはバックハンドだけでなく、ショート・プッシュについての解説があるので、片面でのプレーが少なくなっている現在では参考になる部分もある印象です 次にシェークのバックハンドやツッツキ・フォア・バックの切り替えと必要な技術習得の解説に進んでいきます その後、フットワークやドライブ・スマッシュ という流れでこの巻は終了です スマッシュはペン片面のバックハンドスマッシュが解説されているので、これは良いですね

このDVDが登場したのが動画の冒頭に出てくる年数で「2003年」となってますので、丁度40㎜ボールが登場する頃の物です それから20年程経ってますので、技術に関しては大きく変わっている部分が多いのは時代の流れなので仕方がないですが、片面ペンホルダーの打ち方 特にバックハンドとショートの解説が細かくされている点が中国式で裏面打法が標準的になっている現代とは大きく違う所ですね この後に用具の更なる高性能化やノングルー プラボールへと大きく卓球が変わって行きます 動画自体は丁寧に作られている印象でしたね

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