北京オリンピック開催記念DVD「PING-PONG WORLD CLASSICS REACALLING」

北京オリンピックを記念して作成されたこのDVD-BOXシリーズは5種類あります 今回は中国卓球の歴史を2000年代前半まで大まかにですが見ることが出来る「PING-PONG WORLD CLASSICS REACALLING」です

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ボックスは見た目はしっかりしていますが、中が・・・・・かなり雑なつくりです 背面には収録されたDVDの一覧が載っています このボックスに収録されている内容はどちらかというと「資料的側面」が強く、「試合を見る」というよりは戦後~文化大革命などの時代背景や当時の中国卓球の模様を貴重な映像として見ることが出来ます 特に日本が世界のトップとして君臨していた50年代から60年代の映像は日本国内でもなかなかお目にかかれないので、日本の資料 としても貴重であるといえます

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今回はなんと「12枚組」という豪華な内容となってます(つくりはアレですが) DVDに割り振られている番号を追って見て行くと、年代に合わせてみることが出来ます 特に「1」番目等は「周恩来」が出ていたりする等、歴史的にも貴重な映像が収録されています 前半のDVDは主に「回顧録」等の資料映像が中心で、後半は「世界選手権」の映像が中心となってます

 

90年代後半から2000年代前半は 2012年現在の男子中国代表監督である「劉国梁」氏や「孔令輝」氏のゲーム内容 全盛期のワルドナー選手や当時中国を破ったヨーロッパの勢いを見ることが出来ます 40mmボールのルール改正前の高速卓球ですね グルーの効果も相まって、非常にボールが速いです また、現在はオリンピックから外されてしまった「ダブルス」ですが、当時は採用種目だった為「本気」の中国ダブルスが収録されています 「王涛・呂林」組の強さは必見です 現在でも「ROLIN」としてラケットが残っています 「呂林」氏の中国選手でありながら日本式ペンという、なかなか珍しいプレーヤーを知る事が出来ます 更にパートナーである「王涛」氏はバック表ソフト異質プレーの扱いに関しては「7色のバックハンド」といわれるように、多彩なバックハンドを持っていました 卓越したバックハンド技術は現在の卓球でも参考になりますね

 

1枚あたり一時間程度なので、かなりのボリュームでした 残念なのは「日本語非対応」ということですね まあ中国国内向けの商品なので仕方ないんですが 貴重な映像と共に中国卓球の歴史を少しですが垣間見る事が出来ました 後は日本選手団が序盤のDVDには結構登場するので、写真でちょっとだけみた事ある方などがプレーをしている「動画」として拝見できたのはありがたいですね  何十年か後に現在の日本のプレーヤーがまた「記念DVD」に収録されると資料として残って行くので、それを見たときに懐かしむ事が出来るかもしれませんね