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キレとスピードが特徴のテンション粒「JOOLA BADMAN」

日本市場では2度廃盤となっているテンション粒高ラバー「BADMAN」です 厳密にはこのラバーは「reloaded」となっており、初代のBADMANにラインナップ時最新のTENSOR技術を採用して復活させたラバーとなっています

  

パッケージは初代の物からはシンプルになっています 人差し指でこちらを指し、その下にラバー名のみという、挑発的なデザインが特徴です スポンジ硬度は「45.0°」となっており、少し硬めのスポンジを採用しています

  

ロゴが少し大きい点がネックですが、ロゴデザインはシンプルです 粒の配列は横目で間隔はやや離れているものの、変化を重視した物が多い傾向にあるヨーロッパメーカーのテンション粒としてはやや硬めで粒も少し太い点がこのラバーの特徴ですかね 打球時に容易に倒れ切れる といったタイプではなく、力を加えて倒すタイプですね とはいえ硬すぎるという事はないです 変化性能を重視しタイプがかなり細くて倒れやすい程に軟らかい という事ですね 弾性はスポンジの厚さが1.3㎜ありますが、プラボール以降でも人気を博しているタイプの物と比較すると弾みは良いものの、やや控えめな印象 とはいえ良好な弾性を確保しています この辺りはテンション粒らしさが出ています 粒が倒れにくいのでプッシュや強めの打球が行いやすいラバーとなってますね 攻撃時に特に威力を発揮します 硬めで弾きやすいスポンジです

粒が少し硬めなので、カットショートや変化を加える際に当てるだけで倒れ、変化する粒ではないですが、キレに関してはかなり良いですね 直線的で低くスピードのあるボールが出せるので、攻撃性の高いボールが出せるラバーです 変化幅は小幅でスピード+小刻みに揺れる球質が特徴となっています 強いボールをブロックする際に当たり負けしない点は良いですが、守備的な技術を重視するプレースタイルの場合には弾きの良さがネックとなってきます 吸収性や粒の倒しやすさを優先するタイプとは逆のラバーですね 強打やプッシュを活かす方が適している印象です カット時ではキレの良さと低く直線的でスピードのあるボールが特徴 印象としては表ソフト寄りの弾道ですかね 少し硬めの粒を倒してカットする事で優れたキレを発揮しています 変化幅は小幅ですが、キレとスピードの中に小さく変化してくるラバーです

変化性能を重視したラバーというよりはスピード性能と弾きやすさに加えて、キレに重点を置いたラバーですね 変化性能は小幅です 急激に曲がる・沈む といったタイプではないです また失速せずに伸びるので、ボールを抑えるには弾みのコントロールが若干シビアになっています 粒が少し硬めでスポンジもやや硬めに仕上げてあるので、打球時に飛ばしづらいという事が無いのは良いですね 強打やプッシュがかなりやりやすいラバーとなってます ブロック時に回転を利用する変化性能や吸収させて安定させるラバーではなく、積極的に強打やカウンター時にブロックではなく打って行く様なスタイルのラバーですね 攻撃的なテンション粒となっています かなり特徴的なラバーですが、ネックとなったのはかなりの高額ラバーであった事が響いていますかねえ 初代に比べるとかなり価格が引き上げられているので、手に取り辛いラバーとなってしまった印象です 残念ながら廃盤となっていますが、威力のある粒高ラバーでしたね

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