中国メーカーでありながら販路が主に欧米である「巨龍」ですが、歴史は浅く「1991年」創業となっています。 その新進のメーカーから登場している粒高「GIANTLONG」です。 安定性が高くなかなか扱いやすいラバーのようです
紫を基調にしてCGでイラストが描いてあるパッケージです。 このメーカーのラバーは大きいため、カット用のラケットにも十分余裕を持って貼れるのがいいですね。 ボールをついてみると適度に弾んで打ちやすく、あまり滑りが強くないのも特徴です
粒が少し細めでやや柔らかい感じです。 ボールが打ちやすいためあまりクセがないですねえ 粒高にしてはかなり使いやすい方に入ると思います。 これだけ使いやすいため「変化」や「キレ」に関しては少々物足りない、というのもあったようです。 アニキによると「カット用としては返球しやすいが、キレと変化が物足りない、どちらかでもいいから特徴が欲しかった」とのことでした。
ボールにクセがないのは受けている方もかなりわかります。 手元で時折小さく変化する程度なので、カット打ちは確かにやりやすいですね。 低く短いボールが回転のかかったボールに対しては安定して飛んできますが、激しく切れている、というような感じはないです。 粒高に高い安定性を求めるならいいと思います。 ぶつ切りカットのような切り方よりもコンパクトにスイングして当てるようにカットするとやりやすいそうです。
前陣でのプレーもカット同様に安定して攻守がやりやすいそうです。 粒高独特のクセがあまりないので打ちやすくはありますが、安定して返球されるため、かなりレシーブがやりやすそうですね。 プッシュ等で粒を倒すように意識して押し気味のレシーブをすると少し変化幅がおおきくなっているように見えました。 ですがあまりおおきな変化はみられなかったですね とにかく使いやすいため、「返球第一」だといいのではないか、ということでした。 あまり滑りもなく打ちやすいため、しっかり返球して攻撃につなげるようなプレー向けです カット用としてより前陣での使用の方がいいようですね。