弾きと掴みのバランスタイプ「DARKER スピード25」9㎜ 角型

特徴的な独自加工技術「スピード加工」を施した檜単板「スピード」シリーズには「15」「20」「25」「70」「90」が現行ラインナップとなっています(2020年2月現在) スピード25はスピード15の掴みの良さとスピード20の弾きの良さを兼ね備えた加工単板となっています スピード25は普及用モデルが用意されており、スピードシリーズとしては最もラインナップの多いラケットとなっています

  

ブレードサイズはメーカー表記等で角形は「255×132mm」 グリップサイズは「92×21mm」となっています サイズに関しては現行のラケットと少し前の物とで大きな違いはないですね ダーカーのブレードの特徴としてはかなり細身となっています

  

  

  

檜材の高騰が著しい昨今ですが、少し前の物とはいえ、檜の質に関してはダーカーらしいですね 木目の詰まりは良い個体となってます ラケットの重量は軽いですが、加工の効果によって反発力は十分に備えられており、ラケットの軽さから来るスカスカとした物足りない打球感 というのは無いですね スピード15の加工とスピード20の加工とは違う加工が施されていますが、スピード70やスピード90の様な手間のかかる加工までは施されてない様です 打球感は少しだけ弾きがありながら、程よく掴む印象ですね 更に掴みを優先する場合にはスピード15の9㎜厚が良いです ラケットの弾性は9㎜厚でありながら優秀な弾みとスピード20程の球離れの早さは無いので、飛ばしやすさがありながら弾きすぎてドライブが打ちづらい というのは無いですね

檜単板と組み合わせる際には硬質なテンション裏ソフトや高弾性裏ソフトがプレースタイル的に多くなります スピード15の様な掴みの良さが優先されたラケットには抜群の相性の良さを見せますが、弾きと掴みのバランスを重視しているスピード25に関しては同じような組み合わせをした場合、やはり硬質さと飛び出しの早さが出てくる印象です プラスチックボールとなった現在では50.0°といった非常に硬いラバーが登場している事もあって打球感の硬さはこういったラバーと合わせた場合は顕著に出てきます こういった非常にハードなスポンジと合わせて威力を優先する場合には最高峰モデルである、スピード90の9㎜厚やスピード15の10㎜厚の方がラバーの硬さとのバランスが取りやすくなります スピード25では回転のかけやすさと飛ばしやすさのバランスをとる場合には47.5~50.0°位がバランスが取りやすいですね 50.0°以上のラバーはシートの硬さ等、硬度程の硬さを感じないようなラバーで且つグリップ力の良いラバーと組み合わせると、ラケットの弾きとラバーのグリップ力でバランスが取れる印象です

表ソフトに関してはスピード20程の弾きや直線的な弾道は強くはないものの、弾いた時に掴みすぎないので合わせづらい という程ではないですね とはいえ檜単板の特徴であるフィーリングは表ソフトとの相性が「非常に良い」というのはあまりないので、この組み合わせに関しても好みによるところが大きい印象です その中では強打時に掴みすぎる事は無いので、軟らかいものが多いテンションタイプとの組み合わせも一般的な檜単板と比較すると良好である という印象です 表ソフトとの相性を重視する場合は硬質な日本製のテンションまたは高弾性の方が硬さと弾きやすさは良いですが、ラバーの弾性面がネックになってきますね テンションタイプであれば弾きの良さがある、スピード20の方が相性としては適している印象ですね

普及向けのモデルをラインナップさせているシリーズなので、スピードシリーズとしてはドライブ・スマッシュどちらもやりやすいラケットです 9㎜厚ですが弾みも良く、やや飛び出しの早さが特徴ですね 硬質なラバーと合わせた時に若干の硬さが出てくるので、回転をかける際にこの硬さと飛び出しの良さが好みの分かれる所ですね ラバーの硬さを調整する事でドライブを重視するか強打を重視するかといった事が容易なのがスピード25の利点です ネックなのはやはり価格ですかね 檜単板としてはコストパフォーマンスは非常に良いラケットといえますが、檜材の高騰による影響は避けられず、価格の面では厳しくなってきています 檜単板の掴みの良さを損ねずに弾きと硬質さを備えた、万能タイプの檜単板ですね