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カーボンを搭載するも打球感重視
「DARKER 7P-2ACARBON」 後期

総檜7枚合板ラケットである「7P-2A」シリーズにカーボンを搭載したバージョン「7P-2Aカーボン」です 特殊素材を搭載したラケットですが、ダーカーらしい「檜の打球感」に配慮したラケットとなっています このラケットは友人から初めてプレゼントされたラケットなので、ぶつけたりするのが怖くて時間をかけて実験しました

 

7P-2ACARBON (3)   7P-2ACARBON (4)

 

ダーカーの中国式は独特の形状が特徴的(アクアブレード スピード50参照)でしたが、最近では「シェーク」のブレードと共通になっています この「7P-2Aカーボン」も例外ではなく、前期ロットの物は独特の形状をしていましたが、後期ロットは写真のように丸い形に変更されています

 

7P-2ACARBON (5)   7P-2ACARBON (2)

 

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ラケットのサイズは7P-2Aシリーズ共通のようです 235×150mm程度ですね 同社の中国式は小ぶりです このラケットも例外なく「檜」のいい香りが部屋に漂います(*゚ρ゚) 毎度のことながらグリップを削るときはとても楽しいですね 特殊素材を配置しながら「80g」前半と軽量です また、カーボンがかなり内側に配置されています 最近主流になりつつある「インナーファイバー仕様」ですね そのため、カーボンラケットとは思えない位ソフトな打球感となっています

弾みに関しては特殊素材の中ではかなり抑え目、感覚的には「ミッド」や「ALL~ALL+」程度でしょうか 打球感も特殊素材を搭載したラケットにある「響き」等は皆無です 弾みなら後発の「ポイントカーボン7P-2A」の方がよく弾みます こちらは7P-2Aに少しだけ弾みをプラスしたようなラケットですね 檜の打球感を損ねないように木材の打球感そのままです ダーカーの「檜」に対するこだわりが、特殊素材とうまく融合しています

檜の吸い付くような打球感が素材を搭載しても損なわれていない為扱いやすいですが、総檜のラケットはラバーを選ぶ傾向にあるようです  弾き飛ばす際にはラケットがボールを吸収しすぎてしまうので、ラバー自体に弾性がある物がよいのではないでしょうか ただ柔らかいだけではないのが「檜」ラケットの特徴ですね 強粘着で硬いスポンジの物は個人的には好みではありませんでした やはり檜ラケットなので個人的には「高弾性」のような少し硬めで反発力のあるラバーでテストした時がバランスが取れていた印象を受けました

ほとんど「嗜好品」に近いラケットですね~ まあダーカーのラケットはしばしば「工芸品」に例えられるので、間違いではないんですが 、このラケットに関しては特にその傾向が強いです 実戦使用で考えられている方はテンション系が必須ですね(できれば硬めのスポンジ) 打球感は抜群にいいので打っていて非常に心地よいです この打球感は他のメーカーにはないですねえ ボールフィーリングを重視される方には好まれるラケットですが、威力の面で好みが分かれそうですね コレクター向けのアイテムです

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