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アウターながら弾性と使い易さの両立
「andro TREIBER CO OFF/S」中国式

緑のイメージカラーがお馴染みとなったドイツメーカー「andro」からラインナップされている、特殊素材ラケット「TREIBER」シリーズ この「TREIBER CO OFF/S」はKVLカーボンをアウターに配したタイプのものとなっていますが、特殊素材特有の硬さや弾きが強すぎず、弾みと使い易さのバランスが良いラケットとなっています

  

ブレードサイズはメーカー表記で「157×150mm」となってます シェークのブレードサイズと共通なので、ラバーの流用がしやすいサイズです やや丸さのあるブレードですが、中国式としては取り回しの良いサイズといった印象です グリップが細く短いタイプなので、日本式から移行がしやすいグリップです

  

  

板厚はメーカー表記で「6.1mm」となってます 厚過ぎず・薄過ぎず といった板厚ですね グリップのサイズは「82.5×27.5mm」です 細く、小振りなグリップですが握りやすい点が特徴ですね 合板構成は「木材5枚×KVLカーボン2枚」となってます 定番といえる構成ですね

弾性は優秀ですが冒頭でも書いている通り、アウター系のカーボンラケットとしては弾きや硬さが抑えられている為、打ちやすいラケットです 響きがかなり抑えられている点も特徴的で、打球と共に飛び出す、響く といった一般的なカーボンラケットと比較すると非常に打球感が抑えられています さすがに「ソフト」とまでは行かないですが、アウター系としては驚く程打ちやすくなっています

ラケットの特性がカーボン系としては硬すぎない・弾きすぎないといった特徴があるので、アウター系では避けられる傾向のラバーと合わせやすくなります 回転をかける際に弾き出す事が抑えられている為、アウター系でありながら回転のかけ易さがあるラケットです 硬いテンションラバーや粘着ラバー等、アウター系のラケットと組み合わせた際にバランスを損ねる事がネックであったラバーの多くを合わせる事が可能で、弾き出しが抑えられている事や硬すぎない打球感の影響は大きく出ている印象です 特に粘着ラバーの様な重量があり、硬いラバーはアウター系のカーボンラケットはラバー・ラケットの特性が活かしづらい組合せでしたが、TREIBER CO OFF/Sでは打球時にラケットが弾きすぎずに回転をかけて飛ばすことが出来る為、バランスが取りやすくなっています ラケットによって極端な弾道になる事がなくなっている為、弧線・直線のバランスが取りやすくなっている印象です

表ソフトとの組み合わせとしてはやや硬さのあるものの方が強打時に食い込みすぎる事がないので良いですが、ラケットの弾きとテンション表の様な食い込みが良く、弾むタイプの表ソフトとの相性も良好です アウター系としては硬さが抑えてある為、一般的なカーボンラケットと合わせる際には球離れが早すぎる・硬すぎる といったカーボン特有の特徴がネックでしたが、このラケットではそういった部分が非常に抑え込まれている為、中国系表ソフトとの選択肢も増やすことが可能です 非テンションで非常に硬質・低弾性の中国系表ソフトは厳しいですが、已打底やテンションスポンジを採用した新しいタイプの中国系表ソフトと組み合わせるにはバランスが取りやすいですね 日本製・ドイツテンション表の様な軟らかいスポンジを採用した、非常に弾むタイプの表ソフトはラケットの弾性が良い事や球離れは従来型のカーボン程、早いタイプではないので距離感や飛び出し方にに気を使う必要があります

優秀な弾性とカーボン系ながら使いやすい点が大きな特徴のラケットですが、中国式としてはブレードがシェークと同サイズな為、やや小振りで軽量なので両面貼った際の総重量が抑えられるのが良いですね アウター系らしい弾性は有していますが、カーボン特有の使いづらさは抑えられ、硬すぎず・弾き過ぎないという、トータルバランスの良いラケットです アウター系でありながら回転がかけやすい点が印象的でしたね インナーからアウターへとシフトする段階のラケットとしては最適です トップ仕様を謳っているだけありますね コストパフォーマンスも良好です 軽量小振りな中国式は少ないので貴重なラケットといえます アウター系の弾みと使い易さを両立したラケットです

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