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カーボン系の特徴を備えつつも響きは少ない「EAKENT SHADOW CARBON」

中国市場やヨーロッパ市場でラインナップが見られる中国系メーカー「EAKENT」 主にラケットの方が中心の様ですね ラバーは2019年6月現在は裏ソフトが2種類リストに掲載されています(EIWAZ RAD)ラバーの方は中国系のラバーとしてはやや高額な物となっています ラケットの方はラインナップされている物は中国式が存在しています SHADOW CARBONはカーボン系の特殊素材である「faber carbon」という物が採用されており、カーボンの特徴をしっかりと出しながら、響きを抑えたラケットとなっています

 

  

ブレードサイズはメーカーやショップ等での記載が見られなかった為、簡易計測となりますが、ブレードサイズは「165×155mm」程度となります 平均的なシェークのブレードと比較するとやや大きめですね 形状は少し卵形に近く「ワルドナーセンゾーカーボン」等に採用されているブレード形状「JO SHAPE」に似た物となってます 合板構成は「木材5枚+ファイバーカーボン2枚」となってますね 弾性はカーボンラケットの特徴が出ていますが、特有の硬さや弾きは抑えられたタイプの打球感となってます インナー寄りの打球感ではないですが、カーボンの特徴が強い物と比較すると打ちやすさはありますね 弾性は印象としては「OFF」程度は確保されていますね 弾みの良い物となってます

  

  

板厚は約7mmですね 板厚は少し厚めの物となってます グリップサイズは全長で「105mm」程度 幅は「25~27mm」程度ですね 丸みと厚みのある、握りこみやすいグリップです 重量は89gとなっていますが、特殊素材系としては平均的な重量ですかね

打球時に特有の響きが抑えられている為、打球感がネックになるという事は軽減されていますね 板厚が厚めでカーボンの特徴が良く出ているという特性上、しなりよりも弾きの方が目立つラケットです 回転のかけ易さを優先するラケットではないですが、アウター系のカーボンの特性が強く出るラケットと比較すると、硬さのあるラバーと組み合わせた際のバランスはこちらの方がとりやすいですね 特に粘着系の様な硬いスポンジのラバーでカーボンの特性が強いラケットと合わせるには非常に難しい組合せとなる事が多いですが、SHADOW CARBONでは打球感はその傾向が出るものの、響きが抑えられる点が大きいです 弾性は良いラケットなので、粘着ラバーのスピード性能を底上げする事が可能です 已打底ラバーの様に時間経過と共にスポンジが軟らかくなってくるタイプのラバーとは相性は良いですね 日本製・ドイツテンション等の場合、非常に弾みの強い物と合わせる場合にはカーボンの特性を考慮すると、45.0°位から合わせていくと、打球感と回転のかけやすさのバランスが取りやすいですね

表ソフトと組み合わせた場合にはカーボンの特徴は強く出ているので、弾きの良さから来る直線的な弾道を活かしやすくなるラケットです ドイツテンションの様な非常に弾みがありながら打球感が硬くなりすぎない表ソフトと合わせた場合に球離れと打球感のバランスが硬くなり過ぎないのは良いですね カーボンの特徴が強く出る関係で操作性に難が出てきますが、これはアウタータイプに近い特性を持つラケットと非常に弾むテンションタイプの表ソフトと合わせている為、仕方の無い所です 攻撃的な部分では相当な威力を発揮しますが、ブロックや台上等、細かな部分ではかなり気を使う用具構成となります 攻守のバランスを優先した場合には弾みすぎないテンションタイプや日本製の屋や硬さがある表ソフト等が良いですね

基本的なスペックを抑えているカーボンラケットですが、fiber carbonは響きが抑えられているというのが良いです この特性によって、従来型のカーボンの特徴である強い響きが軽減され、使いやすくなっています 若干板厚があるので、回転のかけ易さや掴みを優先したタイプのラケットではないですが、カーボンの持つ弾みの良さや球離れを有しながら、敬遠される打球感を上手く抑えているな といった印象です コストパフォーマンス的にもなかなか良いといえます 中国式もラインナップされていますし、選択肢が広いのは良いですね 特徴のはっきりとしたラケットです

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