七枚合板を代表する1本「STIGA Clipper wood」

1981年に登場後、述べ「80万本」もの売り上げを記録し、更に売上を伸ばしている 7枚合板の代名詞ともいえるラケット「clipper wood」(クリッパーウッド)です 打球感や弾み等すべての面でバランスが取れており、STIGAを代表するラケットとなっています

 

クリッパーウッド (4)   クリッパーウッド (1)

 

ラケットの全長は約「155×149mm」程度です グリップサイズが約「100×35mm」程度ですね 少し幅の広いSTグリップです クリッパーウッドと言えば特徴的な「赤い芯材」で、これにより板質を調整しているようですね 打球感は7枚合板の中では比較的軟らかめで、球持ちが良い方です ボールをしっかりとラケットが捉えるので、フィーリングは抜群ですね

 

クリッパーウッド (2)   クリッパーウッド (5)
クリッパーウッド (6)   クリッパーウッド (3)

 

板厚は「7.0mm」と7枚合板としては平均的な厚さですが、旧ロットには「6.3mm」という仕様も存在しています また、STIGAは個体によってかなり板厚にばらつきがある(合板の板を組み合わせる際に合わせ方で若干変わる)事があります この個体も板厚は「7.0mm」と計測していますが、旧ロットの仕様あれば平均は「6.3mm」となります  打球感が軟らかめの割には表ソフトとの相性も良く、弾きやすいラケットです 「劉国梁」氏が使用していた事で表との相性の高さは頷けます 表ソフトだけに限らず、様々なラバーと組み合わせやすい「汎用性の高さ」がプレースタイルを選ばず万人受けするラケットになった一因でもありますね スウェーデン製ラケットの中でも使い勝手はかなり良いラケットです 弾みはOFFとなっていますが、現在のラケットと比較するともう少しおとなしいかもしれません

 

「スウェーデン製ラケット」の特徴的な打球感が非常によく、しっかりと打っている感覚があるラケットです 極端に弾みすぎず、コントロールが非常にやりやすいですね 一言で言うと「バランスいい」 これにつきます 攻撃時にはしっかりと弾み、守備時にはしっかりと止めてコントロールできる 非常に優れたラケットです 板が弱いので、ラケットコートは必須です 水溶性接着剤では板の剥がれは高い確率で起こるので、塗っておいた方が確実に板剥がれは回避できます(打球感が変わる という方もいますので、こだわる方は薄めに塗るといいのではないでしょうか) グリップが少し太いので、手が小さいと手に余る感じがしますが握りやすいグリップではありますね

 

使ってみたラバーで印象的な組み合わせは「105LEGEND」や「SUPERSPIN G4 S32」等ですかね 「省狂(ノーマル)」も使いやすく、バランスのよい組み合わせでした 特に「LEGEND」は表のスピード感と半粒のクセ球が試した他のラケットよりも安定し、ブロック・強打 共に威力と安定のバランスが高かった印象です 粘着は非テンションだと弾み等の面での不足は否めないので、粘着テンション等の方がスピード不足は解消できます 回転がかけやすいので、非テンションの粘着なら、中国卓球の様な早い打点でもコントロールできます スウェーデン製ラケットの問題としては「重量」ですか やや重い物が多いので、粘着を使用する場合は反対側は軽くする必要がありますね 異質であれば、重量はそれほど気にはならなかったです

 

攻守のバランスを取るなら間違いがないラケットですね 軽量化なら「WRB」 弾みが欲しい場合は「CR」 どっちもほしい場合は「CR-WRB」等 ニーズに合わせて、ラケットをチョイスできるのもうれしいです 難点はラケットが繊細である事や、木材にしては価格が高めなことですかね~ 「スウェーデン製ラケット」というカテゴリーで見ても「STIGA」は高い物が多いので、試しづらい所はありますね 国内メーカーで展開しているスウェーデン製は安価な物もありますし、それでもあえて「STIGA」を選ぶには「らしさ」がある所以です 独特の打球感や弾みは気に入ると手放せなくなってしまいます 素晴らしいラケットです