WRBグリップ&CR加工を採用 打球感・弾性を調整
「STIGA ALLROUND EVOLUTION CR-WRB」

スウェーデン製5枚合板を代表するラケットである「ALLROUND EVOLUTION」をベースに「CR加工」と空洞グリップ「WRB」を採用した、日本市場では限定モデル扱いとなる「ALLROUND EVOLUTION CR-WRB(オールラウンドエボリューションCR-WRB)」です 大幅なスペックアップというよりは、打球感の調整やグリップによる軽量化等が特徴となっています

  

ブレードが特徴的なので説明不要ですね CR加工は主なラケットではclipper wood(クリッパーウッド)シリーズ等があります 5枚合板ではallround classic(オールラウンドクラシック) offensive(シリーズ)シリーズでラインナップされています ブレードのサイズは157×150mm 程度 STグリップは「103~104×30mm」程度です 現在は「STIGA SPORTS JAPAN」として日本市場に参入していますが、以前は「ヤサカ」「ユニバー」等が代理店を務めるという形で日本市場で展開していました 海外ではラインナップされている様ですが、先に書いた通り日本市場ではカタログ外限定品 という形でのラインナップです 同時にWRBのみ採用した「ALLROUND EVOLUTION WRB」もカタログ外限定品としてラインナップされていました 時期的にはユニバー社が代理店を務めていた晩期の登場であった為、刻印ありのバージョンはあまり見ないですね

  

  

板厚はベースの物と構成は同じなので「6.0mm」ですね 特徴的な赤い心材以外はベーシックなスウェーデン製5枚合板の構成です STグリップが現行モデルでもそうですが、楕円で少しシェイプされた為、握りやすくなっています 尚、STIGA SPORTS JAPANとなってからも、カタログ外限定品としてラインナップされた様ですね

allround evolutionは打球感がソフトで球持ちが良く、弾性は控えめという特徴のラケットですが、CR加工を施した事により、僅かに硬さと弾性がプラスされています allround evolutionから調整を図るには非常に良い打球感や硬さとなっています スウェーデン製5枚合板全体としてみてみると軟らかいラケットです 僅かに弾性が向上していますが、allround evolution自体が弾性は控えめなので、ラバーとのバランスで弾性は調整する事になりますね

ラバー別の相性としてはallround evolutionでは打球感や弾きの部分で選ぶ事が多くなる「表ソフト」が若干ではありますが、あわせやすくなっています テンション系では打球感がかなり軟らかくなる傾向はありますが、CR加工の差で僅かに弾きが出ていますね 合わせる場合は少し硬さのある、日本製・中国系のテンションの方がスポンジの関係でバランスが取りやすくなります 裏ソフトの場合は粘着系では打球感は良いものの、やはり弾性不足は否めないですね CR加工を施しているとはいえ、大幅な弾性向上を図っている訳では無いです あくまでも「allround evolutionが少し弾む」というタイプのラケットなので、粘着系で弾性を確保するには厳しいラケットではあります

日本製やドイツ製等、現在主流のテンション系ラバー これは威力を重視した硬めで重量のあるラバーとも合わせ易いですね 打球感が軟らかめで弾みすぎないラケットなので、バランスが取りやすくなります ドライブの安定性を重視するラケットとしては非常に完成度が高いので、弾みの良いラバーと合わせた場合に飛び過ぎる という事は少なくなります 「回転をかける」という事を重視するには良いラケットです

初級者から上級者まで幅広く使用できるラケットで、ドライブ主戦のプレースタイル向けのラケットとしては非常に使いやすいラケットです allround evolutionの打球感を大きく損ねずに弾性や打球感の調整が可能になっています 5枚合板全体としてみると弾性は控えめですが、少しだけ硬さや弾きがプラスされた事で、飛ばしやすくなっていますね コストパフォーマンスもスウェーデン製としては非常に良いものでしたが、ネックとなるのは「限定品」という所ですね 希少性が出てしまうと、トラブルが発生した際の代替を探すのに苦労します スウェーデンラケット最初の一本としても良いですね 基本性能を抑えたロングセラーラケットに特徴的な加工を施した事で少しだけパワーアップしたラケットとなっています




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