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軽量・高反発 ややハード「STIGA INTENSITY NCT」

スウェーデン製ラケットを多数手がける「STIGA」独自の技術である「NCTテクノロジー」を採用した軽量高反発5枚合板「INTENSITY NCT」です 軽量な5枚合板としては威力の面に優れており、扱いやすさと攻撃力の高さで特徴が出ているラケットです

  

NCTテクノロジーは合板を貼り合わせる際の接着剤にカーボンナノチューブを混ぜる事によって、しっかりと合板同士を接着し硬度を上げる といったものです(STIGAジャパンHPより) ブレードサイズはメーカー表記で「158×150㎜」 STグリップは「100×30㎜」となってます STグリップはかなり太いものでしたが、ごくわずかに幅がシェイプされ、丸みを帯びたグリップとなっています

  

  

平均重量はメーカー表記で「85±5g」なので、メーカー表記の範囲です 到着時より若干重量はあがっていますが、誤差は2g程度です 板厚は5.8㎜となっており、5枚合板としてはそれ程薄くはないですね 反発力は5枚合板としては弾みの良いタイプとなってます

先に書いた通り弾みの良さは5枚合板としてはありますが、INFINITY VPS Vの様なラケットとは異なり、硬質で球離れが早すぎる というタイプではないです 硬さはややあり、打球時の球離れも比較的良い方ですが、打球時の掴みもあるので、弾きと掴みのバランスは良い印象です その中でやや弾きや硬さに特徴が出ているラケットですね ボールが直線的に出すぎる という事はなく、ドライブの弧線が作りやすいラケットとなってます スウェーデン製の特徴的な打球感を残しているので、弾きや硬さがありつつも掴む様なフィーリングは独特で好みの分かれる打球感です

打球感が硬すぎる事はなく、弾きも極端なものではないのである程度硬さのあるラバーとの組み合わせが良い印象 中間硬度~FX系ではラバーの食い込みに対して弾き出しがもう少し欲しい所ですね 高反発ではあるものの、弾き過ぎない5枚合板の特徴といった所です 威力を重視した硬質なラバーと組み合わせた際には回転のかけやすさを優先した5枚合板と比較すると回転のかけやすさを損ねずにより飛ばしやすく、スピード性能がアップしている印象ですね やや下がった位置からでも威力を落とさずに回転のかかったドライブを打てるラケットです 回転のかけやすさと威力の両立を達成している5枚合板となってますね

表ソフトに関してはラバーを選ぶ印象ですが、日本製・ドイツテンション表といった、軟らかめのスポンジを合わせている表ソフトの場合では少し硬めのものの方が良いですね ラケット自体が飛びすぎる事はないので扱いが難しい という事はないですが、球離れを優先する場合には少し掴みが気になってきます 中国系の様な硬めで弾みを抑えた表ソフトとの相性は良いですが、弾性の面で厳しい為、已打底やテンション化されたタイプの方が良いです 硬質で低反発な変化系や粒高といったラバーとの相性は良いですね 攻撃時のスピードアップやブロック時の安定性といった、攻守のバランスがとりやすいラケットです

5枚合板としては一段弾みが上がっており、適度な弾きと硬さを有しているラケットです その為テンション系のラバーと合わせた際に一般的な5枚合板と比較すると飛距離やスピードが稼げるのは大きいですね 回転のかけやすさを損ねずに飛ばせる5枚合板となっています 裏ソフトの場合では中国ラバーは流石に弾性の面で厳しくなるケースはあるものの、テンション化されたラバーや已打底であれば、前~中陣をカバーできる弾性は確保できる印象ですね 軽量で威力を落とさない5枚合板なので前陣で早い打点で打ち続けるスタイルや5枚合板で威力を優先するラケットとなってます ネックなのはコスト面ですね かなり高額なラケットとなってしまっています とはいえ5枚合板の使いやすさそのままに威力を上げる事が出来るラケットとなっているのは魅力ですね

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