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アウターながら回転がかけやすい「DONIC APPELGREN CFZ」

80~90年代の男子スウェーデンナショナルチームを代表するプレーヤー「アペルグレン」氏の名を冠した特殊素材ラケット「APPELGREN CFZ(アペルグレンCFZ)」です アウターでありながら弾みすぎる事が無く、回転のかけやすいラケットとなっています

 

  

 

ブレードサイズはメーカー表記で「157×151㎜」と一般的なサイズですね やや横に広いかな? という程度です 合板構成は「5枚+CFZ2枚」と定番の合板構成となっています 特徴としては上板に「スプルース」が採用されている事ですかね 珍しい木材を採用しています

 

  

 

  

 

グリップサイズはSTが「102×26㎜」となってます グリップの形状はセンゾーグリップ等に採用されている丸みを帯びたやや細めのグリップです 表面がややツルっとしているものの握りこみやすく、しっかりと握れるグリップですね ラケットの製造国は「ドイツ」となっています

 

弾性はメーカー表記で「ALL+~OFF」となっていますが、これは的確な印象ですね アウター系としての特殊素材らしい硬さはあるものの弾みすぎる事が無く、特殊素材特有の響きも抑え込まれている印象です また弾き出す様な飛び方をしないので回転のかけやすさを損ねていない点が優れているラケットです 打球感は素材特有のものを有しながらフィーリングの良さも兼ね備えているので、47.5~50°前後のドイツテンション裏ソフトを合わせた際にも弾きすぎて回転がかけ辛い という事は無かったですね 日本製のグリップ力の高いテンション系との相性が非常に良く、ラケットの適度な硬さと弾きとグリップ力を活かし、飛ばしやすくなっています アウターとしてはやや飛距離が抑えてあるので、アペルグレン氏の様な下がって回転を使う様なスタイルを行うにはある程度飛距離の出るラバーで飛距離を稼ぐ必要が出てきます

表ソフトに関してはラケットが適度な硬さを有しているので強打時に掴みすぎて飛ばし辛い という事は無いです ややソフトな物が多いテンションタイプの表ソフトとの相性は良いといえます アウターとしては控えめとはいえ、弾性は優秀なラケットなので、前陣で使用する場合には距離感が重要になってきます ドライブや強打のコントロールが弾むラケットにしてはかなり良いので、弾む表ソフトを使用するには優れたアウタータイプのラケットという印象ですね

 

アウタータイプでありながら弾み過ぎるラケットではないので、台上等の細かな部分での操作性が非常に優れています 台上でのドライブ、ストップ・ツッツキといった技術の際にラケットの弾みが強すぎる為、扱いが難しくなる というネックの部分はかなり抑えられる印象ですね 非常に弾む、硬さのあるラバーを使用した際にこの特性が発揮されるので、ハードヒッター向けのラバーと合わせた際にも硬くなりすぎる事が無いのは非常に驚きです ラバーを選ばないタイプのラケットで汎用性の高さがある印象です 特に回転をかける事がアウタータイプのラケットとしては非常に優れていますね アウタータイプのラケットにありがちな硬くて響き、回転をかける前に飛び出してしまう という事は皆無です CFZというDONIC独自の特殊素材の効果は非常に大きいラケットとなっていますね

 

 

特殊素材としては非常に使いやすく、安定性のあるラケットです 万能タイプのラケットで、ラバーを選ばないのは良いですね またアウター系のトップ仕様ラケットとしてはコストパフォーマンスが良く、質感の良さも魅力です 際立った弾性や飛距離を出す様なタイプのラケットではないですが、アウター系の良さを出しつつ、組み合わせるラバーの特性を活かすラケットという印象でしたね

 

 

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