VICTASから登場した軽量テンション裏ソフト「V>11エキストラ」です 軽量化に大きく成功しながら、トップ仕様の様な威力を確保しているラバーとなっています
パッケージデザインはVICTASとなってからはシンプルなものとなっています 粘着タイプのラバーはシルバー系のパッケージとなっていますが、V>が付くラバーまたはヴェンタスシリーズ等はこのライトブルー系のカラーにシルバーで数字や文字が書かれる事でラバーを判別する様になっています
シートの質感はそれ程ツヤのあるタイプではなくややマットな質感ですかね スポンジ硬度はメーカー表記で「47.5°」となっており、これは同社のトップ仕様である「V>15エキストラ」と同じスポンジ硬度です スポンジは見た目的にはV>15エキストラと似ていますが、V>11エキストラの方が非常に軽量で、持ってみるとその差は歴然です また、打球感は47.5°としては軟らかく、食い込みとグリップ力の高いシートが特徴となっています
V>15と比較すると軽い打球で食い込み、飛ばせるので非常に楽になっています 打球感としては中間硬度の様な軟らかさや食い込みの良さがあり、それほどパワーが要求されない印象ですね 軽く食い込んで勢いよく飛びだしていくラバーです 軟らかさの割に球離れが早く、シートの高いグリップ力の影響でボールを掴まえて回転をかける事が出来るので、トップ仕様にある硬さや弾きの強さで回転をかける事が難しい という事が無いですね 強い打球をカウンターする際に掴みの強さが出てきますが、潰れ過ぎてやり辛い という程ではないですね 対上回転に対して早い打点で回転をかけ返す事の出来るラバーとなってます
弾性は非常に良好で軽い打球で食い込んで勢いよく直線的なボールとなってます 軽く打球してもシートがグリップして回転をかける事が出来るので、ドライブの打ちやすいラバーです 打球時に高い音が鳴り、打っていて気持ちが良いですね 薄く擦るタイプのラバーではないですが、グリップ力の高さあるシートで下回転に対しても持ち上げやすい印象です 台上やサーブ等、細かな所でコントロールしやすくなっています 回転性能は際立ったものではないですが優秀で、回転を加えやすいラバーとなってます
軽さや打球感の軟らかさが目立つ特徴ですが、トップ仕様の様なスピードボールやドライブが打てるラバーに仕上がっています メーカーも「トップアスリート向け軽量化高性能ラバー」と謳っている様に、単なる軽量化だけではないラバーですね 威力を落とさずに大幅軽量しているラバーです 優れているのは回転のかけやすくなったシートで、硬すぎる事が無くかなりグリップ力の高いシートで、回転を加えやすくなっている印象です グリップして前に飛び出すので直線が強い傾向のラバーですが、飛び出し過ぎて弧線が作り辛い というラバーではないです トップ仕様のラバーを使用する場合は総重量がネックとなってきますが、このラバーを使用する事で大きく総重量を抑える事が可能ですね コストパフォーマンスもV>15シリーズと比較するとやや抑えられている為、ここも良い点ですね 威力を重視する場合はV>15となりますが、使いやすさと威力、重量の問題を解決するには非常に良いラバーですね