説明不要の圧倒的な性能を誇るラバー「テナジー」 トップ選手が多数使用し、回転性能に優れる「05」 トップ選手の使用実績はあまりないですが、バランスがよい「25」 そして圧倒的なスピード性能が魅力の「64」 「バタフライ」が世に送り出したハイスペックラバーのシリーズから今回は「64」です
反転式の加工単板(ダーカー J・スピード15反転式)にて使用しました 球離れがよいので、前陣で使用する際にはボールが伸びすぎてしまう印象です ラリーでは少し下がらないと扱いの難しいラバーですね 一発強打で打ち抜く事が難しい現代卓球ですが、このラバーであれば打ちぬく事は難しくない印象でした ドイツテンションの当てるだけ飛ぶような「暴発系」ではなく、力を加えることで圧倒的な弾みが出るラバーですね 台上等では力を加えすぎるとボールが伸びすぎるので、力加減が重要になってきます とはいえ一般的なドイツ系と比べると操作性は弾む割にやりやすいラバーだと感じました
バックでの使用で見かける事が多いですが、ボールに負ける事がないので、当てるだけでもかなり攻撃性のあるブロックになります 軽く振るだけでも鋭いボールが飛びますからねえ カウンターは相当な威力です 食い込んだ後の飛び出しが強力なので、威力を抑えつつコントロールするのが大変でした ドライブに関しては「ループ系」が難しいですね 球離れの影響で回転をかける前に飛んでいってしまうような感じなので、上に振る というのが難しく感じました スピードドライブ系の 前に振るドライブはこちらの方がやりやすいですね 「05」はかなりの食い込みとグリップ感があるので、ボールを持っている感覚がありますが、「64」にはグリップ感というより飛び出す感じが強いです ハードヒット系は「64」の方が個人的にはやりやすかったですね
ただ一言「スゴイ」ですΣ(゚□゚(゚□゚*) 圧倒的にボールスピードが違うので、前陣での使用は非常に難しいですね やや下がり目でラリー重視の方には最高のラバーとなるのではないでしょうか 前で打つなら「05」の方がコントロールしやすいですね あのグリップ力は非常に強い回転を生み出す上にコントロール力も上げているので、前でもしっかりと球を持ちながら回転をかける事が出来る印象でした この「64」はスピードが非常に出る半面、扱いが難しくなっていますねえ 球離れがよいので、表の様にハードヒット系がやりやすいラバーです ですが前でさばくのは非常に難しいですね ボールを抑えるのに四苦八苦ですε=( ̄。 ̄;) 他の2枚はバランスがよく、万人受けする印象がありますが、「64」はかなりスピードに特化した性能で、好みが分かれる印象です とはいえ同社のスピード系テンション「ブライススピード」と比較すると「64」の方が回転は上なので、スピードより といいながらもこの辺はさすが「テナジー」と言ったところですね 圧倒的な性能もシリーズ共通でした すごすぎるラバーです