韓国発の卓球ブランド「XIOM」のテンションラバー「OMEGA」です。アテネオリンピック金メダリスト「ユ・スンミン」選手が使用していることでも知られています(ユ・スンミン選手はアジアスポンジ) 今回は少し柔らかめの「ヨーロッパスポンジ」を使用しています
漆黒のパッケージはインパクト大です 威圧感と高級感があり、非常に目立つ物となっています。 パッケージ自体に厚みがあり、豪華な仕様となってますね。 中は厚い紙で保護されており、長期間の保管でも大丈夫なようになっているようです。他にはこのラバーに使用された技術の紹介やラインナップ等が書かれています
見た目は典型的などイツテンションの趣です。 トップシートにつやがあり非常に質感の良いものとなってますね。 打ってみると、スピードが非常に出ますね、他のドイツテンションと比較してもかなりスピード性能は高いです。 ただこのラバー、引っ掛かりが皆無で、引っ掛けて打とうとすると「かなりすべる」んですよΣ(゚д゚;) そのためフツーに擦るドライブが打てず、ネットにバンバン引っ掛けてましたね。
通常の角度で打つことが難しいのでやや面を立てつつ打球するのがこのラバーのコツですかね。 シェ-クや中国式での一般的な角度ではいるとかなりの確立で落球します。 これは「マニアック卓球用具王国・アバロン」の「天座」さんからの指摘で試してみたところ、そのとおりでしたね。 日本式ペンドラの先端に乗せて打つような角度でないと、このラバーのスピードをフルに活かすのは難しい感じでした。
それでもどうにか中ペンやシェークで使用を試みましたが、角度の調整が難しい・・・・( ̄□ ̄;)!! ループは使えないし、すべりが強くシビア、無駄に飛びすぎて前陣&バックでは使いづらいですねぇ・・・・
まったくもってスピード以外「ほめることが難しい」ラバーになってますね 。・゚・(ノε`)・゚・。
オススメするのが難しいラバーですが、スピード「だけ」はトップクラスの性能なので、スピードで押したい方にはいいのではないでしょうか。 「ユ・スンミン」選手が日本式ペンドラなので、完全に「日本式ペンドラ仕様」に設計されているんじゃないですかね。
このように引っ掛かりが全くない裏ソフトは初めての体験でしたので使用に苦労しましたね~ アニキがメインで使ってましたが「滑りすぎて打てん」と嘆くくらいツルッツルのシートです。 飛距離は抜群にでますが、回転性能が非常につらい物だったようですね。 ヨーロッパは柔らかめなので打球感はいいですが、すべりが激しいので、このラバーは完全に好き嫌いのはっきりする物ですね。