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スピード系と回転系の中間的性質を持つ
「STIGA Clippa」

かつての世界チャンピオン・オリンピック金メダリストでもある「劉国梁」中国代表監督が現役時開発に参加し、使用していたという表ソフト「clippa」(クリッパ)です。中国の選手がヨーロッパ製の表を使うというのもかなり珍しいのではないかなぁ、というのがこの事実を知った時の感想ですね。 まだ「ヤサカ」のロゴがあるバージョンです。

 

自分、不器用っすから・・・~表ソフトしかできない~  自分、不器用っすから・・・~表ソフトしかできない~

 

あまり日本では見かけないカラーリングですよね。淡い黄色に青い文字がよく映えてます。買った理由は特にないんですが「ヨーロッパ表はどんなもんだろ?」位の理由ですかねー 打った感じはとても柔らかく、球離れが遅いのが特徴的でした。表ソフトとは思えない位球離れが遅くて「これ表?」というくらい食い込むんですよねー ビックリしました。 なので、自分が好んで使う「中国系」の表ソフトとはかなり使い方が異なるので合わなかった、というのが正直な感想でしたね。

自分、不器用っすから・・・~表ソフトしかできない~  自分、不器用っすから・・・~表ソフトしかできない~

 

粒の配列は縦目で布目はそれほどないです。粒もそんなに太くないですね。設計だけみるとスピード系っぽいんですが、打ってみると前述の通り激柔の打球感です。 従来の表ソフトのように「角度打ち」をメインに直線的なボールを出す、というラバーではないです。ドライブ+スマッシュ、という感じで軽・中打を使用する際、角度打ちよりもドライブを多用するタイプの表ソフト速攻向けですね。 弾道も放物線を描きますしね。この「ドライブを多用する」というのがオールドタイプな自分としては合わなかったんですよ( ̄Д ̄;; 反発力もそれほどなく扱いやすいんですが、自分としては物足らない感じでした。 スピード系と回転系の中間的性質、というだけあってどちらの性能もバランスよく有していますが、「個性」という意味ではどっちつかずな感じがしますね ただスマッシュ、ドライブどちらもそつなくこなせるラバーです

「角度打ち」ではなく、ドライブで低いボールを処理する前提になってますね。球持ちがいいのでコントロールしやすく、しっかりと食い込ませて回転をかけることが可能です。ただなぁ、いかんせん弾みが弱すぎる・・・ 自分がこれ使うならかなり硬めで弾むラケットじゃないと打球感が柔らかいうえに飛びが弱いので合わせられないですね。回転系の技術はかなりやりやすいですね。サーブなんかよくかかりますので、この辺は良かったです。 変化については皆無ですね。回転系の変化ならバッチリなんですが、表ソフトの特徴の一つであるナックルは厳しいです

グルー時代であれば、回転とスピードのバランスが良さを体感できるでしょうね 回転かかりますし、スピードはグルーでカバーできたしなぁ・・ノングルーだとラケットとの組み合わせ次第ですかね。 打ちやすい表ソフトや回転のかけやすい表ソフトをお探しの方にはいいかもしれません。 まーでも「劉国梁」監督がコイツ使いこなせるのはプレーを見てたらわかりますね。
自分じゃ無理! です・°・(ノД`)・°・

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