同社の表ソフト「海豚」と同時に登場した「企鶴」です。 看板ラバーである「藍鯨」シリーズを始め、この会社のラバーのスペックはかなり高いですね 今回も驚きの連続でした
明るい黄色のパッケージがポップです ペンギンのかわいい写真もグッドです(o^-‘)b パッケージは「海夫」社の特徴でもある「真空パッケージ」ですね。 「企鶴」と書いて「ペンギン」です。 「ドルフィン」と違って「スピード系」ですが、打った感じはソフトで打ちやすかったですね。 「テンション系」なので弾みはかなりありますが、飛びすぎる印象はなかったですね。 ボールの質は若干軽いです。 ちょうど「ティラノ」っぽい球質ですかねぇ・・・
中国ラバーとは思えない質感でとてもきれいです。 「ドルフィン」と比較すると「ドルフィン」のほうはまだ中国ラバーらしさを残していますが、「ペンギン」は日本製のラバーに近い印象を受けましたね。 打球感もこちらはソフトで球離れがよい、という感じです。 クセ球は「ドルフィン」のほうがよく出ますが、「ペンギン」はスピードのあるシャープな変化ボールがでます。 この辺は「スピード系」らしい変化の出方ですね。
粒を比較すると「ドルフィン」は太いですが、「ペンギン」はやや小さいです。 粒の配列は縦目でこれは「ドルフィン」との最大の違いですね。 ロゴ部分がやや大きく、ブレードの小さいラケットには注意が必要です。 回転性能を比較すると「ドルフィン」のほうが上ですが、この「ペンギン」もかなり高い回転性能を有しています。 「ペンギン」のほうがソフトで食い込みがあるので、中国ラバーに慣れていない方でも問題ないですね 回転はつけやすく、かなりかかるほうです。
総合的な感想としては「極めてバランスが良い」という感じでした。 スピード・回転・変化・打ちやすさなど、ほかの表ソフトだと一長一短がけっこう明確に現れるんですが、このラバーはすべての性能が高いレベルでバランスが取れている感じがしましたね。 「ドルフィン」が「中国系表ソフトらしさ」を残しているのに対し「ペンギン」は「日本製のテンション系」のような感じです。 若干球質が軽い感じですが、それを補うのが高いバランスですね~ 一度はお勧めできるラバーです。 扱いやすさなら「ペンギン」 跳ねる中国系表ソフトなら「ドルフィン」でしょうね この初期ロットは総合的なバランスが素晴らしかったですね いやー このラバーはホント優等生ですね