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超格安単板 シリーズ最安値
「アームストロング 武将4000(推定)」 角型

日本国内では最古参のメーカーの一つである「アームストロング」社の単板ラケット「武将」シリーズから、シリーズ中最も価格の安いモデルであった「武将4000」です 現在は廃盤となっている為、最安値のモデルは「武将4500」となります 単板の価格が高騰する中、非常に価格面で頑張っています

※シリーズの判別が難しかった為、ブレードの厚さや重量等で推測しています その為「推定」と掲載しています

武将4000 角型 (5)  武将4000 角型

ブレードサイズはメーカー数値で「164×134±1mm」 グリップは「90×34×21 (mm)/±1(mm)」となってます 角型の形状としては先端が膨らんだりしたように見えたりシャープな印象はなく、クラシカルな形状の印象を受けます 形状に関しては目新しさは無いですね 質感的には価格の割には良く綺麗です 流石に面取り等はされていませんね

武将4000 角型 (7)  武将4000 角型 (6)

武将4000 角型 (3)  武将4000 角型 (1)

使用されている材質は価格を考えるとかなり上質ではないでしょうか 目の詰まりはそれ程悪く見えません また斜目でもないので、ここは大きな特徴ですね 廃盤となっていることを考えると少なくとも数年前ですが、木質的にはこの価格帯では非常に良い印象を受けますね もう少し斜目位でこの価格帯の物は一般的ですが結構詰まりも良いので、このクラスでこの詰まり具合はかなり頑張っている印象ですね  率直にかなり驚きです

武将4000 角型 (4)  武将4000 角型 (2)

板厚は「9.3mm±0.2mm」ですので、これはメーカーの表記の範囲内ですね この個体では少し薄めの為、重量も軽量になっています 平均重量が「94±g」なのでかなり軽量な個体です 側面の模様を見てもずれがあまりないです 仕上げに関してはまずまず といった所でしょうか ダーカーやコクタク等、単板を代表とするメーカー程ではないですが、大雑把でもない といった印象ですね

打球感は硬質で弾きが良く、反発力もそれ程悪くないですね ミッドファースト程度の弾性はあります 軽く弾いて飛び出す球離れも良好です 檜独特の掴む感覚は強くないですが、強い打球の際に掴む感覚は若干あります(流石に高級モデルの吸い付く様な打球感ではないですが) 弾きの良さがあり、安価な割には質の悪い単板独特の不快な響きは無く、硬く弾むラバーとの相性は良い印象を受けました 直線的な弾道になるので、スマッシュ系の方が強さを発揮するラケットですね 軽量ですが打球時にスカスカした感じは無く、しっかりとした打球感です

反発は悪くないですが高級モデルと比較すると厚さの関係もあり飛びすぎない為、総じて使いやすいラケットです 単板全体で見ても同様ですね 軽量で取り回しも良いので、前での切り返しが安定して行なえます 組み合わせとしては高弾性でも一定の弾みは確保できますが、やはりテンション系でないと少し厳しいですね 硬質で弾くタイプですが、あまりソフトなものよりはやや硬めの方がラケットの弾性を考慮するとバランスが取れる印象です 同価格帯の中では高性能な単板ですね

単板としてはかなりお得なラケットです 打球感が軽く、軽く弾いても飛ばせるので強打主体のプレーに向いている印象です 球離れは良いですが反発は適度なので回転はかけ易いですね 弾きやすさを重視するならお勧めです 品質も価格を考えれば上々ですね このラケットから徐々にスペックを上げていく方が単板が合わない場合の失敗は少ないです 武将4000の廃盤は残念ですが、コストパフォーマンスの極めて高いシリーズといえるラケットです

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