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大幅な弾性向上を達成したオレンジスポンジが特徴「ニッタク×紅双喜 キョウヒョウプロ3ターボオレンジ」

日本市場代理店として長く紅双喜の用具をラインナップしているニッタクから登場した「AC」を採用したオレンジ色のスポンジを採用した粘着ラバー「キョウヒョウプロ3ターボオレンジ」です 紅双喜社の看板ラバーである「キョウヒョウ」のトップシートに弾性優れるスポンジを採用した事で、大幅なスピード性能を獲得したラバーとなっています

   

パッケージはギラついた銀をベースにシンプルに名前だけを載せた物となっています ですが非常に目立つパッケージです ニッタク社からラインナップされている紅双喜社のラバーは日本市場用に品質管理をされている為、品質に関しては非常に良いです

  

  

シートの粘着は非常に均一です ラバーの形状は四角で、中国市場で見かける様なグレードで経常を変える という事はこのラバーでは行われていませんね スポンジは「ターボオレンジ」という様にオレンジ色ですが、濃くは無いですね 従来型のキョウヒョウに採用されてた肌色の様なスポンジカラーを濃くし、オレンジががった様な色調となっています スポンジ硬度はメーカー表記で「45.0°」となっています 重量に関しては従来型のキョウヒョウと比較して軽量化されている印象です

日本市場ではこれまで「日本製スポンジ」「中国製スポンジ」の2種類に加えて「プロ」と銘打ったタイプのスポンジがラインナップされてきましたが、非テンションタイプで非常に低弾性な為、ルール改正でノングルーとなった影響は大きく、弾性や打球感等の面で使用するには難しいラバーとなりました 後に登場する「已打底加工」が施されたタイプ「キョウヒョウNEO」が日本市場でも登場します これにより打球感と弾性の面では弾性アップは従来型のキョウヒョウと比較して改善はされてはいましたが、時限的な物の為、最高の状態が得られる期間が短い という点が最大のネックでした ノングルー後の粘着ラバー最大の問題ともいえる「弾み」の問題がようやく解決した というのが、ニッタク独自の技術を採用した「アクティブチャージ(AC)」を採用したスポンジのキョウヒョウプロ3ターボオレンジ という事ですね

打球感は従来型のキョウヒョウと比較をすると少しだけソフトになっていますが、食いこんだ後の飛び出しが早くなり、明らかにキョウヒョウの飛び方ではなく、テンション系の様な飛び出し方をするようになっています これだけでもかなり驚きですが、弾性や飛距離が大幅に向上している印象です 食い込みがよくなった事で特殊素材系と組み合わせやすくなっています 従来型のキョウヒョウの特徴でもある「弧線」これはそのままに前に出る力が強くなっているのでかなり飛ばしやすいですね 弧線の作りやすさを損ねずに直線的なボールが打ちやすくなってます バウンド後の伸びや沈み方は流石はキョウヒョウ といった球筋ですね

日本市場に登場したキョウヒョウとしてはプラスチックボール変更後に登場したキョウヒョウとなるので、プラスチックボール時の打球感に違和感が無い物となっています 軽い打球でも飛ばせるようになっていますし、程よい食い込みの後の飛び出し方は主流のテンション系の様な良好な弾性を有しています 既存のキョウヒョウで悩まされる「硬い打球感」「低弾性」というのは完全に解決されていますね キョウヒョウとしてはやや軽量化されている点も魅力です 粘着ではスピードを出すには難しかったスマッシュ等が打ちやすくなっているのも大きいですね

ノングルー時で使用する粘着ラバーとしては際立った完成度を誇っています 際立った回転性能、中国ラバー特有の球質にスピードや飛距離が加わった事で、隙の無い粘着ラバーに仕上がっています 高価格帯に位置するラバーですが、価格に見合ったスペックを有しているラバーではあります 従来型のキョウヒョウから素晴らしい進化を遂げたキョウヒョウとなっています

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